カフェ・居酒屋・ネイルサロンのオリジナルグッズ|店ロゴのキーホルダー・ピンバッジ
店のグッズを金属で作るときは、レジ横で売る物販か、周年に渡す品かで数の決め方が変わります。物販は売れ行きを見て足し、周年の品は渡す相手の名簿で数を決めます。
来店した人全員に配りたいなら、ステッカーやカードで足ります。金属は1個ずつ費用がかかるため、常連やスタッフなど渡す相手を絞った品に向きます。
この記事は、個人店のオーナーが店のロゴでグッズを作る場合に向けたものです。
向いているケース・向かないケース
| 状況 | 向く選択 |
|---|---|
| 常連やスタッフに、店の証として渡したい | 金属のタグ・ピンバッジ |
| 店のロゴを気に入っている客に売りたい | 金属のキーホルダー・チャームの物販 |
| 来店客全員に周年の記念で配りたい | ステッカー・カード・コースター |
| 割引や次回来店を促したい | 紙のクーポンやアプリ |
| 周年の日まで1か月を切っている | 周年当日は消えもの、金属は後日に |
| ロゴのデータが手元になく、権利も不明 | 先にデザイナーへ確認する |
金属にする理由は、「持っていること」が店との関係の証になることです。配った瞬間に役目を終える品は、紙や印刷物の方が安く広く届きます。
物販と周年の配布で分ける
同じロゴのグッズでも、売るか配るかで数と仕様が変わります。
| 項目 | 物販で売る | 周年で配る |
|---|---|---|
| 数 | 少数から始め、売れたら足す | 渡す相手の人数で決まる |
| 価格 | 上代から逆算して仕様を決める | 1個あたりの予算から決める |
| 向く品目 | キーホルダー・チャーム | ピンバッジ・小さなタグ |
| 渡す相手 | 欲しい人が買う | 常連・スタッフ・取引先 |
物販は、レジ横に見本を置いて受注にすると在庫を抑えやすくなります。見本の横には、受注の締め切り、作る数、届くまでの日数(仕様確定後およそ4週間に配送を足した日数)を書いておきます。
周年の配布は、渡す相手の名簿を先に作り、人数が固まってから数を決めます。
予約で数を読み、売れた分を足すという物販の組み立ては、ライブ会場で売る品でも同じで、バンドの物販に金属アクセサリーを作るでは少数から始める品目と売り方を比べています。歯科や整体院のように開業の記念で来院者へ配る場合は、先に確かめる決まりがあるため開院・開業の記念に患者・来店客へ配る記念品をご覧ください。
周年の品目や予算の組み方は周年ノベルティの選び方、常連に渡す札の形は常連・会員の証を金属で作るで詳しく扱っています。
ロゴの権利:デザイナーに頼んだロゴは誰のものか
店のロゴをグッズにする前に、そのロゴを金属の品に使ってよいかを確かめます。見落とされやすい点が3つあります。
- デザイナーに依頼したロゴは、契約によって著作権がデザイナー側に残っていることがある。看板や名刺以外の用途に使えるか、契約書か本人に確かめる
- 有料フォントや素材サイトの図柄を含むロゴは、そのライセンスがグッズへの使用を認めているかを見る
- 有名ブランドなど他者の意匠をもとにしたロゴは、一部を変えても使えるとは限らない。権利または許諾を確認できなければ、当社ではお受けしない
当社が複製・加工をお受けできるのは、依頼者が権利を持つか、権利者の許諾を確認できるロゴに限ります。デザイナーとの取り決めの考え方はアクセサリーのデザインをデザイナーに依頼するにまとめています。
品目は「ロゴの形」と「使い方」で選ぶ
ロゴには、マークが主役のものと、文字が主役のものがあります。向く品目が変わります。
| ロゴの型 | 向く品目 | 表し方 |
|---|---|---|
| マークが主役 | ピンバッジ・チャーム | マークを立体にし、文字は裏に刻印 |
| 文字が主役 | プレート型のキーホルダー | 文字を浮き彫りにする |
| 線が細い・色数が多い | 刻印入りの小さなタグ | 平らな面に線で描く |
細い線や小さな文字は、鋳造と研磨で潰れることがあります。線を太くするか、要素を減らしてから原型にします。ピンバッジの留め具や立体ロゴの作り方は社章・ピンバッジを鋳造で特注するが参考になります。
ロゴを立体にした品は、店の雰囲気がそのまま形になります。メッキなしの真鍮は使ううちに色が深くなり、SV925は磨けば白い光を戻せます。店の内装や食器の色味に合わせて、素材とメッキの色を選びます。
小ロットの数と費用の考え方
個人店のグッズは、数十個の小ロットで成り立ちます。費用は3段に分かれます。
- 原型設計:初回のみ、デザインごと。形の細かさで変わる
- 原型の3D出力:データ制作とは別の費用で、初回のみ
- 1個ごとの製作費:素材・大きさ・仕上げを伺ってからの案内
数量が増えると、原型設計など初回だけの費用が1個あたりに分散されます。100個以上などまとまった数量は、単価をご相談いただけます。
- 物販は、受注の数か、売れそうな数の下限で作り、売れたら同じ原型から作り足す
- 原型と3Dデータは最終の発注から6か月保管され、期間内に同じ仕様で作り足す場合は初回だけの費用がかからない。ゴム型は消耗品で、劣化していれば作り直しの費用がかかることがある
- 周年の品は、スタッフ分や予備を最初の数に含めておく
周年に向けた日程
周年の日は動かせません。製作は仕様確定後およそ4週間が目安で、ロゴの確認と形の検討は別に見込みます。
- 周年の3か月前:ロゴの権利を確かめ、品目と渡す相手を決める
- 2か月半前:3D画像で形を確認し、修正を済ませる
- 2か月前:仕様を確定し、製作に入る
- 1か月前:受け取り、台紙や袋を用意する
SNSで周年の告知に写真を使うなら、完成はさらに前倒しになります。
GEMILYAに頼む場合
ロゴのデータ(画像でも可)、品目、渡す相手と人数、周年や売り出しの日を添えてご相談ください。
- 本体を作れる地金はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種
- 原型設計は多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)。初回のみ・デザインごと・形の細かさで変わる
- 刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わる
- キーリングやピンの金具は既製の部品を組み合わせる
- ロゴの色を樹脂などで入れる加工は、仕様によってはお受けできる。手作業が増えるぶん費用がかかるため、形を伺って費用とあわせてご案内する
- 他店やブランドのロゴを写す依頼は、権利または許諾を確認できる場合に限る
店舗向けの進め方はグッズ・ノベルティ製作にまとめています。
まとめ
- レジ横の物販と周年の配布を分け、金属は渡す相手を絞った品にする
- 物販は受注にすると在庫を抑えやすい。締め切りと届くまでの日数を見本の横に書く
- デザイナーに頼んだロゴは、グッズに使えるかを契約か本人に確かめる
- マークが主役ならピンバッジ・チャーム、文字が主役ならプレート型に
- 周年の品は名簿で数を決め、周年の2か月前には仕様を確定する
ロゴと、売るか渡すか、周年の日付を添えてご相談ください。品目の案と、周年の日に間に合うかの見通しをお返しします。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
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