FOR APPAREL & LIFESTYLE BRANDS
服や雑貨の世界観のまま、
アクセサリーラインを加えます。
すでに服や雑貨のブランドをお持ちで、アクセサリーを加えたい企画・MD担当の方に向けたページです。ゼロからのブランド立ち上げとは、決める順番が違います。
既存ブランドでは、展示会と発売日のサイクルに乗せることが最初の条件になります。サンプルを展示会に間に合わせ、受注を見てから数量を作る流れを組みます。
- 何を作るか
- ブランドロゴやモチーフを使ったリング、ネックレス、ピアス、ブレスレット・バングル、チャーム。ブランドタグやバッグの引き手など、鋳造で作れる金属パーツもご相談いただけます
- 何個から
- 1型あたりサンプル1個から。受注後の数量は2〜99個の小ロット、100〜999個の中ロットのどちらでも、サンプルと同じ原型で進められます
- どう進めるか
- ラインの位置づけと素材・価格帯の整理 → デザイン → 3D画像の確認 → 展示会用サンプル → 受注を見て数量を確定 → 製作(仕様確定後およそ4週間)→ 検品・納品
参考画像や手描きのラフだけで大丈夫です。画像や数量が未定で、ご質問だけでも構いません。素材・数量・ご予算は、決まっている範囲でお知らせください。 内容を整理したい方は発注仕様シート(任意)もお使いいただけます。
この発注で決める仕様
服や雑貨と並べて売るため、単体のアクセサリーブランドより「そろえる」項目が増えます。
- 数量
- 展示会の受注やECの予約を見てから確定すると、型ごとの在庫の偏りを抑えられます
- 型数
- 最初は型を絞り、同じ型で仕上げやメッキの色を変えて品数を出す方法があります。素材を変える展開はご相談ください
- 納期
- 展示会日・発売日から逆算します。製作は仕様確定後およそ4週間で、デザインの検討と社内承認の期間は含みません
- 素材と色
- 服のボタンや金具の色に合わせて、メッキの色を選びます。地金はシルバー925・K18・K10・プラチナ900・真鍮・ステンレスの6種から選びます
- 刻印
- ブランドロゴや品位刻印(SV925など)を入れられます。入れる位置と大きさはデザインに合わせてご提案します
- サイズ
- リングやバングルはサイズ展開を絞って始めると、在庫が読みやすくなります
- パッケージ
- ブランドの台紙・化粧箱・個包装はご相談ください。お手持ちの資材に合わせる場合は寸法をお知らせください
- 検品・分納
- 色味・刻印の見え方などを先に合意します。店舗別・卸先別の分納はご相談ください
納期は、使う日から逆算します
アパレルの企画サイクルは、アクセサリーの製作より先に進みます。展示会の日付から戻って決めます。
- 01
ラインの位置づけを決める
服の売り場で何を担うか(客単価を上げる・ブランドの象徴にするなど)と、価格帯を決めます
- 02
デザインを決める
デザイン画や参考画像、手描きのラフから始められます。服の柄や刺繍を立体にすることもできます
- 03
3D画像で形を確認する
形・寸法・ロゴの位置を画像で確認します。修正がいちばん軽く済む段階です
- 04
展示会用のサンプルを作る
現物で色味・重さ・着け心地を確認し、展示会や撮影に使います
- 05
受注を見て数量を確定する
サンプルと同じ原型で数量を作れるため、受注の結果で数を決められます
- 06
製作・検品・納品
仕様確定後およそ4週間が目安です。店頭に並べる日より前に、余裕を持って受け取れる日を納品日にします
よくある失敗と、避け方
服の金具とアクセサリーの色がずれる
同じ「ゴールド」でもメッキの種類で色が違います。合わせたい服の金具や生地の現物・写真を先にお送りください。サンプルの段階で色を確かめます。
展示会にサンプルが間に合わない
展示会の日付を最初にお知らせください。デザインの確定とサンプルの期間を逆算して、いつまでに何を決めるかをご案内します。
型数を広げすぎて、初期費用が膨らむ
原型は型ごとにかかります。最初は型を絞り、同じ型の仕上げ違いで品数を出すと、初期費用を抑えたまま売り場を作れます。
服と同じ感覚で、サイズ展開を広げる
リングの号数は細かく、在庫が偏りやすいアイテムです。売れ筋のサイズに絞るか、受注生産でサイズを申告してもらう方法があります。
追加生産で、前回と色が違って見える
承認したサンプルを基準として保管し、追加のときに照合します。メッキの種類と仕上げは、仕様書に記録しておきます。
発注前チェックリスト
社内で共有してからご相談いただくと、お見積もりまでの往復が減ります。
未定の項目は、未定のままご相談いただけます。
| 確認する項目 | 決めておく内容 |
|---|---|
| ラインの目的 | 客単価を上げる・ブランドの象徴にする・新しい顧客を呼ぶ、のどれか |
| 価格帯 | 服や雑貨の価格帯と、アクセサリーの上代 |
| 型数と展開 | 初回の型数と、仕上げ・色の展開 |
| 素材と色 | 地金の種類と、合わせたい金具の色 |
| 日程 | 展示会日・発売日と、サンプルが必要な日 |
| 数量 | 受注を見て決めるか、初回の数を先に決めるか |
| 刻印 | ブランドロゴ・品位刻印の有無と位置 |
| 納品 | 納品先、台紙・化粧箱の要否、分納の要否 |
項目を1枚にまとめたい場合は発注仕様シートをお使いください。印刷して社内の確認にも使えます。
取引の共通条件
- 数量の呼び方
- 1個=特注(一点もの)/2〜99個=小ロット/100〜999個=中ロット/1,000個以上=量産。最低ロットはありません
- 納期の目安
- 仕様確定後およそ4週間。数量、石留めやメッキの有無、サンプルでの修正回数、連休の入り方で前後します。デザインの検討や社内・権利者のご承認にかかる期間は含みません
- 素材
- シルバー925・K18・K10・プラチナ900・真鍮・ステンレス(Pt950は要相談。ステンレスは真鍮より加工の手間がかかる分、費用は上がる傾向)。チタンは本体の鋳造に対応していません
- 製造体制
- 鋳造は国内の提携工場に委託し、原型づくりや研磨・仕上げなどは自社の工房と国内の協力先で行います。工程の管理と納品前の確認、窓口は当社が担当します
- 追加生産
- 原型は最終のご発注から6か月保管。期間内の同じ仕様の追加生産は原型代なし(ゴム型は消耗品のため、劣化時は作り直しの費用がかかることがあります)
- お支払い
- 初めてのお取引はご発注時に全額前払い(金額が大きい場合は着手金と納品前の残金の2回に分けられます)。請求書は発行します
- キャンセル
- 正式なご発注の前は無料。ご発注(受注)のあとのキャンセルはお受けできません
- 秘密保持
- 未発表の企画やロゴをお預かりする場合は、秘密保持契約を結んでから進められます
- 分納・個包装など
- 分納、個包装・化粧箱、納品先の振り分けはご相談ください。仕様と数量を確認して、対応できるかをご案内します
数量による費用の考え方は中ロット・量産OEM、承認の段階と取引条件は品質と進め方、匿名の製作事例は製作事例にまとめています。
アクセサリーラインの記事
アパレルブランドのアクセサリーOEM|世界観の合わせ方と小ロットの始め方
アパレル・雑貨ブランドがオリジナルアクセサリーを加えるときの進め方。服や小物と世界観をそろえる要素、服の価格帯に合う素材の選び方、展示会や受注会に合わせた小ロットの始め方を、記入例つきで解説します。
ジュエリーコレクションの組み立て方|点数・展開・型の活用
ジュエリーのコレクション(シリーズ)の組み立て方を解説。共通テーマの決め方、最初の点数の数え方、型を活かした素材違い・別アイテム展開、希望上代から逆算する価格帯の作り方まで初心者向けにまとめました。
既存商品からバリエーションを展開する|型を活かして品数を増やす
売れている商品をベースに、素材違い・仕上げ違い・サイズ違い・一部改変で品数を増やす方法を解説。既存の型やデータをどこまで流用でき、どこから原型・型の作り直しになるのか、判断の目安と原価の注意点を整理しました。
金属のブランドタグ・ロゴプレートを作る|取り付け方から決める仕様
金属のブランドタグは、ロゴより先に取り付け方を決めます。縫い付け・カシメ・下げる・接着ごとの形と穴、ロゴの凹凸の細部、裏面の仕上げ、素材の選び方、鋳造とプレス・エッチングの違いを整理します。
バッグ金具・ファスナー引き手をオリジナルで作る|寸法の伝え方
バッグ金具やファスナー引き手をオリジナルで作るときの要点。鋳造に向く金具・向かない金具、ベルト幅・厚み・スライダー穴の測り方、力がかかる部分の強度の確かめ方、1点なら既製品と比べる基準を解説します。
アクセサリーの追加生産で色をそろえる|前回と違って見える理由と対策
アクセサリーの追加生産で色や質感をそろえるには、未使用の基準見本と仕様の記録が役立ちます。メッキや仕上げが違って見える理由、見本の保管方法、再発注時に伝える条件、検品で確認したい差の範囲を初心者向けに解説します。
ジュエリーのパッケージ・化粧箱の考え方|小ロットでの現実解
ジュエリーのパッケージ・梱包と化粧箱を初心者向けに解説。傷や変色を防ぐ構成、発送前の確認、ギフト対応、化粧箱の頼み先と発注前のチェックリスト、資材費の考え方までまとめました。
アクセサリーOEMの仕様書の書き方|項目一覧と記入例
アクセサリーOEMの仕様書は、基本情報・寸法・素材・重量の目安・仕上げとメッキ・石・刻印・金具・許容差と検品・梱包と納品の10項目をまとめ、版を管理して書きます。項目ごとの書き方、そのまま使える記入例、相談前の整理シートとの違いを解説します。
よくあるご質問
- 展示会用にサンプルだけ先に作れますか?
- 作れます。サンプルと、受注後に作る数量は同じ原型で進められます。オリジナルの形は1個でも設計・原型の費用がかかります。原型は最終のご発注から6か月間お預かりし、その期間内に同じ仕様で作る場合、原型代はかかりません。
- 服のボタンや金具も作れますか?
- ブランドタグやバッグの引き手など、鋳造で作れる形の金属パーツはご相談いただけます。ファスナーやスナップのように機構を持つ部品の製造は、仕様を伺って個別に確認します。
- ステンレスでアクセサリーを作れますか?
- 作れます。ステンレスはメッキをかけなくても変色しにくい素材です。真鍮より硬く、鋳造や磨きに手間がかかるため、費用は真鍮より上がる傾向があります。仕様を見てご案内します。なお、チタンでの本体製作には対応していません。
- 既存ブランドのデザインを参考にできますか?
- 御社がお持ちのデザインや、服の柄・ロゴから起こすことはできます。他社ブランドの商品をそのまま複製することはお受けできません。参考画像をもとに、オリジナルのデザインとしてご提案します。
- 発表前のコレクションでも相談できますか?
- できます。未発表の企画やロゴをお預かりする場合は、秘密保持契約を結んでから進められます。お客さまの雛形での締結にも対応します。
ほかの立場の方へ
展示会の日付と、ブランドの資料から始められます
型数や数量が決まっていなくても構いません。日程と、服やロゴの資料をお送りいただければ、ラインの組み方と進め方をご提案します。