PRICING
料金について
ジュエリーOEMの価格は「デザイン × 素材 × 数量」で決まり、地金相場は日々動きます。 同じリングでも、重量と素材が変われば地金代は大きく変わります。 そのため一律の価格表はご案内していません。 その代わり、何にいくらかかるのか内訳がわかるお見積もりをお約束します。
お見積もりでお返しする内容
お問い合わせには、原則3営業日以内に初回の返信をします。下記のお見積もり・仕様案・日程の回答は、ご相談内容と仕様を確認したうえで、その後にお出しします。
- 初期費用(原型・型)と、1個あたりの製作単価を分けたお見積もり
- 数量を変えた場合の単価の比較
- ご希望の小売価格から逆算した、素材・重量・仕上げの仕様案
- 納品希望日に対して間に合うかどうかと、仕様を確定いただく期限
初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。3Dスキャン、データの作成・修正、原型・型・サンプル・製作などの有償の工程は、個別のお見積もりをご承認いただいてから開始します。
内訳のわかる見積もりを無料で依頼する見積もりが決まる順番
金額は一度で決まるのではなく、仕様が固まるにつれて精度が上がっていきます。 どの段階で何が確定するのかを先に示します。
- 1
概算のお見積もり
用途・アイテム・想定数量・希望の素材が分かった時点でお出しします。地金相場と仕様の幅があるため、金額には幅があります。ここまでは無料です。
- 2
仕様確定後のお見積もり
素材・重量・仕上げ・石留めの有無・数量が決まった時点で、内訳を分けてお出しします。有効期限をつけてご提示するのは、地金相場が日々動くためです。
- 3
サンプル後の確定
数量を作る場合は、サンプルで実際の重量と工程が確定します。図面上の想定と実物がずれることがあるため、そのあと作る数量の金額はこの段階でいちばん動きにくくなります。
※ 有償の工程は、お見積もりをご承認いただいてから開始します。承認前に費用が発生することはありません。
費用の内訳
原型代
デザインを立体化する費用。3Dモデリングまたは手作業で原型を作ります。原型は最終のご発注から6か月間お預かりするため、その期間内に同じ仕様で追加生産する場合、原型代はかかりません。ただしゴム型は消耗品のため、劣化している場合は原型から作り直す費用が発生することがあります。
素材代(地金代)
地金相場 × 製品重量で決まります。K18やプラチナは相場の影響が大きく、デザインの肉厚最適化がコストコントロールの鍵です。
鋳造・加工費
鋳造、研磨、組み立てなどの加工費。1個ずつかかる費用のため、数量が増えても1個あたりは大きく変わりません。
仕上げ・オプション費
鏡面・マット・いぶし・メッキ等の表面仕上げ、石留め、刻印など。仕様によって加算されます。
最低ロットと数量の考え方
最低ロットは設けていません。1個からご相談いただけます。対応地金はいずれも1個から製作できます。数量が少ないほど1個あたりの単価は高くなります。原型代のように数量で割れる費用があるため、 同じデザインでも、まとめて作るほど1個あたりの負担は下がる構造になっています。 数量帯ごとの進め方は小ロットOEM(1個〜99個)と中ロット・量産OEM(100個〜)のページにまとめています。
数量を作る予定があるなら、「まずサンプルを1個作って現物で確かめ、良ければ数量を作る」という進め方をおすすめしています。原型は最終のご発注から6か月間お預かりするため、 その期間内に同じ仕様で作り足す場合、追加生産で原型代はかかりません。 ただしゴム型は消耗品のため、劣化している場合は原型から作り直す費用が発生することがあります。 初回は割高に見えても、作り直しを防げる分、総額を抑えられる場合があります。
※ 原型は最終のご発注から6か月間お預かりします。形状や素材の変更、ゴム型の劣化などにより、 作り直しの費用が発生する場合があります。保管とキャンセルの条件は品質と進め方にまとめています。
1個だけ作る場合の費用
オリジナルの形は、1個だけの製作でも設計・原型の費用がかかります。1個の特注(一点もの)では、この初期費用をその1個で負担するため、既製品の販売価格とは費用の構成が異なります。初期費用を含めた総額でお見積もりします。
サンプルにも設計・原型の費用がかかります。同じ原型でそのあと数量を作る場合は、その初期費用を総製作数で割って、1個あたりの負担として考えられます。販売用のご相談では、初期費用・サンプル費・数量ごとの単価を分けてお見積もりします。
ご予算や販売予定価格が決まっていれば、最初にお知らせください。ご希望に合う仕様や作り方があるかを検討し、詳しい設計に入る前にお伝えします。
予算が決まっているなら、そこから設計します
「この価格で売りたい」が先に決まっている案件は、上代から逆算して仕様を組むのがいちばん早い進め方です。デザインを固めてから見積もりを取り、予算に合わずに作り直す——という遠回りを防げます。
ご相談の際に「小売◯円くらいで出したい」「原価は◯円までに収めたい」とお伝えいただければ、 その範囲に収まる素材・重量・仕上げの組み合わせがあるかを検討してご提案します。 収まらない場合は、どこを変えれば近づけるのかを具体的にお返しします。
何を決めておけばよいかは発注仕様シートにまとめています。印刷して社内共有にもお使いいただけます。
価格を動かせる4つのレバー
金額は案件ごとに変わりますが、何を動かせば下がるのかは共通です。ご予算に合わせて調整できるのは、主に次の4つです。 どの要素の影響が大きいかは、仕様によって異なります。
- 1
重量
地金代は「相場 × 重量」で決まるため、重さが地金代に直結します。存在感のあるデザインでも、裏抜き(肉抜き)や厚みの調整で、見た目を保ったまま軽くできます。ここを設計段階で詰めるかどうかで、地金代は大きく変わります。
- 2
素材
真鍮にメッキをかける構成なら、貴金属より地金代を抑えられます。銀や金は相場で日々動くため、先に小売価格を決めて告知するグッズ・ノベルティでは、真鍮を軸に組み立てるほうが価格を固定しやすい傾向があります。
- 3
数量
原型代のように1回だけかかる費用は、作る個数で割られます。数が増えるほど1個あたりの負担は下がります。逆に少量では単価が上がるため、「初回は絞って、売れ行きを見て追加」という組み方が有効です。
- 4
工程の数
石留め、部分メッキ、刻印、複数の仕上げの組み合わせは、いずれも1個ずつの手作業です。工程を1つ減らすだけでも単価は変わります。見せ場だけに工程を寄せる設計にすると、印象を落とさずに費用を抑えられます。
進め方のコツ
- 1
数量を作るなら、サンプルで確かめてから製作する
いきなり数十個作らず、まずサンプル1個で現物を確認する。手戻りによる作り直しを防ぐのが、結果的にいちばんの節約です。
- 2
先に決まっていることから伝える
納品希望日、想定数量、売りたい価格。3つのうち決まっているものだけで構いません。制約が分かるほど、実現できる案を具体的に出せます。
- 3
相場が動く前提で段取りする
地金相場は日々変動します。見積もりには有効期限をつけてご提示するので、告知や受注のスケジュールが決まっている場合は、その日程もあわせてお知らせください。