本文へ移動
GEMILYA
実務ノウハウ更新 約5分で読めます

常連・会員の証を金属で作る|飲食店・サロンのメンバーズタグ・VIPプレート

常連や会員の証を金属で作るなら、鋳造に向くのは厚みのあるタグやプレートです。キーホルダーやチャームの形にして、入店時に見せる、鍵に付ける、店の棚に掛けるといった使い方に向きます。

クレジットカードのように薄く、財布に入る板は鋳造に向きません。カードの形が要るなら、金属風の印刷カードなど別の方法を探す方が早く、安く済みます。

飲食店・バー・サロンの店主の方に向けて、何に使うかで決まる形、番号と名前の入れ方、再発行、素材の経年の順に整理します。

向いているケース・向かないケース

状況 判断
常連に「自分の札」を渡し、来店時に見せてもらう 向く
鍵やバッグに付けて持ち歩いてもらう 向く
名刺代わりに、店の名前入りの小さな金属を渡す 向く
財布に入る薄いカードが欲しい 向かない。印刷のカードへ
ポイントや来店回数を記録したい 向かない。アプリやスタンプと併用

金属の証が効くのは、「持っている」こと自体が特別感になる店です。記録や決済の機能は持たせず、アプリやスタンプカードと役割を分けます。

何に使うかで形が決まる

使い方 向く形 気をつけること
入店時に見せる 手のひらに収まるプレート 角を丸く。ポケットで他の物を傷つけない
鍵に付ける 穴付きのタグ+既製のキーリング 穴の周りの厚み。重すぎない
名刺代わりに渡す 薄めの小さなプレート 薄く広いと鋳造で反りやすい
ボトル棚に掛ける 首に掛ける札 瓶や棚に当たる大きさ

店のロゴや店名は原型に入れて全員共通にします。ロゴの細い線は金属で潰れることがあるため、太さを直してから原型にします。

会員の札と同じ店名ロゴで、スタッフが胸に着ける名札もそろえたい場合は、留め具の選び方と新人に備える予備の持ち方を店舗スタッフの金属名札をオリジナルで作るにまとめています。

ボトル棚に掛ける札はボトルキープの名入れタグを店のオリジナルで作る、宿の客室の鍵に付ける形はホテル・旅館の客室キーホルダーを真鍮で作るで詳しく扱っています。

番号・名前の入れ方と再発行

会員ごとの違いは、番号か名前を後から刻んで付けます。

入れ方 向く店 気をつけること
番号だけ刻み、台帳で管理 人数が多い。会員が入れ替わる 番号と名前の対応を店で管理
名前を1枚ずつ刻む 人数が少なく、特別感を出したい 読みと漢字の確認。1枚ずつの作業
番号も名前も入れない 全員同じ札でよい 誰の札か分からない

番号も名前も、1枚ごとの刻印です。刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。

  • 紛失時の再発行は、予備の札に新しい番号を刻んで渡し、台帳で旧番号を無効にして新番号を本人に登録する
  • 原型とデータは最終のご発注から6か月間お預かりし、期間内に同じ形を作り足す場合は初回だけの費用がかからない(ゴム型は消耗品のため、劣化していれば作り直しの費用がかかることがある)
  • 1枚だけの作り足しでも、製作は仕様確定後およそ4週間。予備を数枚持っておくと再発行を待たせない

予備を最初に数枚作り、続きの番号を先に刻んでおくと、新しい会員にも紛失にも、交付時に台帳へ登録するだけで渡せます。名前方式なら予備は無地で持ち、名前の刻印を頼んでから渡します。

薄いカードが鋳造に向きにくい理由

カードサイズの薄い板は、鋳造では作りにくい形です。受けられるかは、寸法と仕様を見て確認します。

  • 薄く広い面は、溶けた金属が端まで回りにくく、欠けや穴が出やすい
  • 冷えるときに反りが出やすく、平らな板になりにくい
  • 薄い真鍮やSV925は曲がりやすく、財布の中で変形する
  • 文字や線を入れる面は、ある程度の厚みがないと刻印の深さを取れない

財布に入るカードが要るなら、金属風の印刷カードや既製の金属カードを探す方が目的に合います。鋳造で作るなら、小さく厚いプレートにして「見せる札」「持ち歩く札」として使う形にします。

素材と経年:真鍮・SV925・ステンレス

素材 色の変わり方 向く店
真鍮 使ううちに色が深くなる 経年を味にしたい
真鍮+メッキ 色の変化を抑えやすい 金色・銀色を保ちたい
SV925 黒ずむが、磨いて手入れできる 高級感を出したい
ステンレス 変色しにくい 手入れをさせたくない

真鍮の札は、持ち歩く頻度で色の深さが人ごとに変わります。古い常連ほど色が濃い札を持つ様子を、店の歴史として見せられます。真鍮の経年変化と手入れは真鍮アクセサリーの変色と経年変化にまとめています。

メッキは、こすれる部分から薄くなることがあります。鍵に付けて毎日使う札なら、色の変化を前提に素材を選びます。

GEMILYAに頼む場合

GEMILYAでは、店名やロゴを入れたタグ・プレートを、1個の特注から中ロットまで製作します。

  • 費用は、初回だけの原型設計(多くは税込22,000〜44,000円程度・形の細かさで変わる)と、1枚ごとの製作費・刻印に分かれます。製作費は素材・大きさ・枚数・刻印の内容を伺ってからご案内します
  • 店のロゴのデータ(画像でも可)、使い方、最初の枚数と予備の枚数をお知らせください
  • キーリングやチェーンは既製の部品を組み合わせます
  • 枚数が増えると、原型設計など初回だけの費用が1枚あたりに分散されます。100枚以上などまとまった数量は、単価をご相談いただけます
  • 他店やブランドのロゴ・デザインを写す依頼は、権利または許諾を確認できる場合に限ります

店舗向けの製作はグッズ・ノベルティ製作のページにまとめています。

まとめ

  • 鋳造に向くのは厚みのあるタグ・プレート。薄いカードは印刷のカードなど別の方法へ
  • 使い方(見せる・鍵に付ける・渡す・掛ける)で形と大きさを決める
  • 店名は原型に入れ、会員の違いは番号か名前の刻印で付ける。予備に続きの番号を刻んで持ち、交付時に台帳へ登録すると再発行が早い
  • 真鍮は経年を味に、SV925は磨いて保つ、ステンレスは手入れを減らす
  • 「持っていること」が特別感になる店に向き、記録や決済の機能は別の仕組みで

店のロゴ、使い方、会員の人数を添えてご相談ください。形と刻印の入れ方ごとに、見通しをお返しします。

この記事の内容で、製作を考えている方へ

参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。まず1個から作りたい・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。

作りたいものが決まっていなくても大丈夫です

「こんなものは作れる?」の一言だけでも構いません。LINEまたはメールフォームから、気軽にご相談ください。

LINEで相談フォームで相談