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GEMILYA
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退官する教授・研究室からの記念品|研究テーマのモチーフと研究室名を刻む

退官する教授への記念品を研究室で贈るなら、まず研究テーマを形で表せるかを確かめます。表せるなら、その形を立体にし、研究室名と在任期間を刻んだ1点にします。

分子や結晶、装置の輪郭のように、その研究室にしかない形を金属に残せるからです。表せないなら、置き時計や万年筆の名入れで足ります。

この記事は、研究室の幹事やOB会の世話役に向けたものです。

向いているケース・向かないケース

状況 向く選択
研究テーマに、形で表せるモチーフがある 金属の1点を特注する
教授が普段アクセサリーや小物を身に着けない 卓上のプレートやペーパーウェイトの形にする
記念品より、記念誌や寄せ書きに力を入れたい 既製品の名入れで足りる
最終講義や退官パーティまで1か月を切っている 当日は花と手紙、記念品は後日に
研究室のメンバー全員にも配りたい 教授の1点と、人数分の小さな品を分けて考える
教授が受け取りを辞退する可能性がある 先に意向を聞く

金属で作る価値は、研究の形そのものを手元に残せる点にあります。研究テーマと関係のない既製品に名前を入れるなら、記念品の通販で足ります。

教授への1点と、メンバーの人数分を分ける

退官の記念品と、研究室の卒業・OB会の記念品は、贈る相手も数も違います。混ぜると、どちらも中途半端になります。

贈る相手 品の数 向く品目
退官する教授 1点 卓上プレート・ペーパーウェイト・ペンダント
研究室のメンバー・OB 人数分 同じモチーフの小さなチャーム・ピン
幹事・世話役 少数 メンバーと同じ形で素材を変える

同じ形・寸法・構造のまま素材だけ変えるなら、原型を共用できる場合があります。人数分を小さくする、取り付けの構造を変えるなら、データの調整や原型の出力が別に要るかを確認します。

大きさや構造を変えるなら、教授の1点とは別の費用がかかる前提で予算を組みます。

人数分のお揃いの費用の組み立ては友達・仲間とお揃いのアクセサリーをオリジナルで作る、品目の選び方は退職記念品に名入れのオリジナルアクセサリーで扱っています。

研究テーマのモチーフをどう形にするか

分子・結晶・装置・生物・数式など、研究室ごとに題材は違います。金属で表しやすいのは「形」です。

題材 向く表し方 気をつけること
分子構造・結晶格子 線をつないだ透かし 線の太さをそろえ、交点を太くする
実験装置・顕微鏡 輪郭の切り抜きか浮き彫り 細い管や脚は省くか太くする
生物・植物 丸みのある立体 特徴を2〜3か所に絞る
数式・記号 刻印か、文字そのものを形にする 添え字は読めなくなるため短く
地形・天体 輪郭の切り抜き 稜線や軌道を単純にする

残すべき要素は研究室側で決めます。結合のつながり方や記号など、研究の意味として外せないものを先に指定してください。

そのうえで、線が細くなりすぎて鋳造で再現しにくい部分は、透かしをやめて浮き彫りにする、記号は刻印にする、といった置き換えをご提案します。

装置の輪郭のように、建物や機械の外形をどこまで単純にすれば金属で残せるかは、竣工記念品を金属で作るの建物の輪郭の表し方も手がかりになります。

作りたい大きさで原寸に印刷し、線が見分けられるかを確かめます。線画を立体にする手順は自分のイラストをアクセサリーにするで説明しています。

大学のロゴ・校章は大学の許可を、迷うなら研究室名の文字で

記念品に大学の名前を入れたくなりますが、入れ方で扱いが変わります。

  • 大学のロゴ・校章・シンボルマークは、大学の使用規程に沿って許可を確認できる場合に限る
  • 研究室名の文字と年で作れば、ロゴの許可の手続きを避けられる。大学名の文字の扱いに規程があるかは、大学の広報窓口で確かめる
  • 装置や試料の写真を使う場合は、撮影者や所属機関の意向を確かめる
  • 共同研究のテーマは、相手先の了承が要ることがある

当社が複製・加工をお受けできるのは、依頼者が権利を持つか、権利者の許諾を確認できるものに限ります。研究室名と在任期間を文字で刻めば、ロゴがなくても誰からの記念品かは伝わります。

刻む文言は「研究室名・在任期間・一同」の3つで組みます。学部名・年は説明用です。

○○研究室一同 1996-2027

刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。文言の組み立ては記念品の名入れ・刻印の文例が使えます。

有志の集金とOB会の会計

研究室の記念品は、在籍生と卒業生から集めることが多く、集め方で揉めやすい点があります。

  1. 1人あたりの上限を先に決め、出せる人だけで成り立つ合計にする
  2. 在籍生と卒業生で額を分けるなら、理由を添えて案内する
  3. OB会の会計から出す場合は、総会や幹事会の承認を記録に残す
  4. 渡す日の1か月半以上前に集金を締め切る
  5. 余りが出たときの扱い(記念誌・懇親会費・返金)を先に決める

集金を締め切ってから仕様を確定する順番にすると、集まった額に合わせて素材や大きさを選べます。足りない前提で始めると、幹事に負担が残ります。

最終講義・退官パーティから逆算する

退官の日程は年度末に集中し、最終講義や祝賀会の日は動かせません。製作は仕様確定後およそ4週間が目安で、モチーフの検討と集金は別に見込みます。

時期 すること
4か月前 幹事を決め、教授の意向と大学の決まりを確かめる
3か月前 モチーフと品目を決め、集金を始める
2か月半前 3D画像で形を確認し、修正を済ませる
2か月前 集金を締め、仕様を確定して製作に入る
1か月前 受け取り、刻印の内容を確認する

年度末は祝賀会が重なり、会場の手配と並行になります。記念品の担当を会場の担当と分けると、どちらも止まりにくくなります。

GEMILYAに頼む場合

研究テーマの図や写真、残したい要素、品目、渡す日、人数分も作るかどうかを添えてご相談ください。どの表し方が題材に合うかからご提案します。

  • 本体を作れる地金はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種。1点の記念品はSV925やK18、予算を抑えたい人数分は真鍮+メッキから検討する
  • 費用は、原型設計(多くは税込22,000〜44,000円程度・初回のみ・デザインごと・形の細かさで変わる)、原型の3D出力(別の費用・初回のみ)、1個ごとの製作費の3段。製作費は素材・大きさ・個数を伺ってからご案内する
  • 原型と3Dデータは当社で保管し、追加生産に使う。ご依頼以外の目的や、ほかの方の製作には使わない
  • 大学のロゴは、許可を確認できる場合に限る

1点の進め方は特注・小ロット製作にまとめています。

まとめ

  • 研究テーマを表す形を1つ選び、研究室名と在任期間を刻んだ1点にする
  • 残す要素は研究室が指定し、再現しにくい部分は浮き彫りや刻印に置き換える
  • 人数分で大きさや構造を変えるなら、別の原型になる前提で予算を分ける
  • 大学のロゴは許可が要る。迷うなら研究室名の文字と年で作る
  • 1人あたりの上限から集金し、締め切ってから仕様を確定する

研究テーマの図と残したい要素、最終講義の日付を添えてご相談ください。題材に合う表し方の案と、間に合う日程の見通しをお返しします。

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