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GEMILYA
実務ノウハウ約4分で読めます

ロケットペンダントをオーダーする|開閉する仕組みと中に入れるもの

ロケットペンダントをオーダーするときに最初に知っておきたいのは、ふたを開け閉めする仕組みが、普通のペンダントより1段難しいことです。ふたと本体をつなぐ蝶番(ちょうつがい)と、閉じておく留めの2つが動く部分になります。

動く部分は、1つの型から一体で鋳造できません。本体とふたを別々に作り、蝶番と留めで組み立てる形になります。だからこそ、中に入れるものと大きさを先に決めることが、オーダーの出発点です。

この記事では、写真やメッセージを入れるロケットペンダントを作りたい方に向けて、開閉の仕組みと決める順番を説明します。

ロケットの仕組み:3つの部品

部品 役割 作り方の考え方
本体とふた 中身を収める器 それぞれ鋳造で作れる
蝶番 ふたを開く軸 小さな可動部。既製の部品を組み合わせることが多い
留め 閉じた状態を保つ 爪で引っかける、はめ込むなどの方式がある

蝶番と留めは、開け閉めのたびに力がかかる部分です。細すぎると緩んだり、ふたが勝手に開いたりします。可動部の設計の難しさは、製造が難しいデザイン例と代替案でも説明しています。

中に入れるものから内寸を決める

ロケットの大きさは、外側のデザインからではなく、中に入れるものから決めます。

入れるもの 決めること
写真 見せたい部分(顔だけか、全身か)と、切り抜く大きさ
手書きのメッセージ 文字の量と、紙を折るかどうか
髪の毛など小さな記念品 量と、ばらけないようにする包み方
遺骨・遺灰 開け閉めするロケットより、閉じる前提の形が向く

内寸は、入れるものより少し余裕を持たせるのが基本です。ぴったりだと、写真の端がふたに挟まります。写真は、透明なカバーや保護の膜をかけると傷みにくくなります。

遺骨を納める場合は、ふたの密閉や肉厚の考え方が変わります。遺骨・メモリアルペンダントのオーダーを参照してください。

厚みと重さ、バチカンの位置

ロケットは、本体とふたの2枚に、中身の空間を足した厚みになります。普通のプレート型のペンダントより、厚く重くなりやすい形です。

  • 写真1枚なら、中の空間は薄くてよい
  • 2枚向かい合わせに入れる形は、厚みが増す
  • 重くなるほど、チェーンとバチカン(チェーンを通す輪)に力がかかる
  • 蝶番が上か横かで、バチカンを付けられる位置が変わる

蝶番が首側に来ると、開けるたびにトップが傾きます。蝶番は横、バチカンは上、という組み合わせがよく選ばれます。

開かない形にする代案

可動部を作らないなら、形の自由度が上がり、壊れる心配も減ります。

代案 向く人
写真の代わりに、シルエットや名前を刻む 写真でなくても、その人だと分かればよい
外側に日付や言葉を刻む 中身より、記念の言葉を残したい
閉じたままの形にする 一度入れたら開けなくてよい

記入例:ロケットのオーダー

項目 記入例
入れるもの 子どもの写真1枚(顔が分かる範囲)
形 楕円、外側に誕生日を刻む
開き方 横開き、蝶番は左側
素材 SV925
チェーン 手持ちのチェーンを使う、太さは測定済み
着け方 毎日着けたい、軽さを優先

よくある失敗

失敗 防ぎ方
写真が入らず、端を切り落とした 写真の大きさから内寸を決める
ふたが勝手に開いて中身を落とした 留めの方式と強さを確認する
厚く重くなり、毎日は着けなかった 入れるものを1つに絞り、薄くする
入浴中も着けて、中の写真が濡れた ロケットは水を防げない前提で外す

気をつけること(ここにまとめます)

  • ロケットは、閉じても水や湿気を完全には防げない
  • 写真は色あせることがあるため、元の写真は別に残しておく

GEMILYAに頼む場合

GEMILYAでは、本体とふたを鋳造で作ります。蝶番や留めなどの可動部は、既製の部品の組み合わせを含めて、形が決まった段階で個別にご相談ください。受けられる形かどうかを確認してご案内します。

  • 本体の地金は真鍮・SV925・K10・K18・Pt900・ステンレスの6種類
  • チェーンは製造していません。手持ちのチェーンに合わせる場合は太さを測って伝えます
  • オリジナルの形は、1個でも設計・原型の費用がかかります
  • 納期は仕様確定後およそ4週間が目安

ネックレスとして作るときの全体像は、ネックレスのページにまとめています。

まとめ

  • ロケットは、蝶番と留めの2つの可動部があり、一体では鋳造できない
  • 大きさは、外側のデザインより先に、中に入れるものから決める
  • 内寸は少し余裕を持たせ、写真は保護してから入れる
  • 厚みと重さが増えやすいので、入れるものは絞る
  • 可動部が心配なら、刻印やシルエットで開かない形にする代案もある

入れたいものの大きさと、形のイメージを添えてご相談ください。開け閉めの仕組みから一緒に決めます。

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