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GEMILYA
素材・製法約4分で読めます

覗くと写真が見えるジュエリーを作る|写真が見える小さなパーツの仕組み

覗くと写真が見えるネックレスは、微小な写真とレンズを組み合わせた小さなパーツを、金属の本体に組み込んで作ります。この記事で説明するのは、スタンホープと呼ばれる方式です。覗く製品にはほかの方式もあり、作りは製品ごとに違います。

レンズは専門の加工先が作る部品で、金属の鋳造とは別の工程です。そのため、レンズの大きさを先に決め、それに合わせて本体の穴を設計する順番になります。

ペットや家族の写真を、外からは分からない形で身に着けたい方に向いています。同じ仕組みを商品にしたいブランドの方にも、決めることは共通です。

写真が見える仕組み

レンズの片側に、ごく小さく縮めた写真が貼られています。反対側に目を近づけ、明るい方へ向けると、拡大された写真が見えます。

  • 写真は肉眼では点にしか見えない大きさ
  • レンズが虫めがねの役をして、大きく見せる
  • 写真の裏から光が入らないと、暗くて見えない
  • 外から見ると、小さな透明の粒にしか見えない

光が裏から入ることが、この仕組みの前提です。金属の本体でレンズの後ろをふさぐと、写真は暗くなります。

ロケットとの違い

写真を身に着ける方法には、開くと写真が出てくるロケットもあります。見せ方と作りがまったく違います。

比べる点 覗くタイプ ロケット
写真の見え方 目に当てて覗く 開けば誰でも見える
外からの分かりやすさ ほぼ分からない 開けると分かる
写真の入れ替え 部品と固定方法で変わる(スタンホープ式は難しい) できる
動く部品 ない 蝶番と留めがある

人に見せたい、写真を入れ替えたいならロケットが合います。開閉の仕組みはロケットペンダントをオーダーするで説明しています。

自分だけがそっと見られればよいなら、覗くタイプが向きます。

金属の本体で決めること

本体は、レンズを収める器です。形の自由度はありますが、次の点はレンズに合わせて決めます。

  • レンズの直径に合わせた穴の大きさ
  • 覗く側と、光を入れる側の2か所の開口
  • レンズを差し込む深さと、固定する方法
  • 目を近づけやすい位置にレンズを置く

穴の寸法はレンズ次第なので、レンズの仕様が決まる前に原型を作らないことが大切です。原型を作り直すと、そのぶん費用と日数が増えます。

研磨やメッキは、レンズを入れる前に済ませます。レンズは最後に組み込む部品だからです。

写真の選び方

写真はとても小さく縮められます。細かい情報ほど見えにくくなるため、元の写真を選ぶ段階で差が出ます。

向く写真 向かない写真
1人か1匹が大きく写っている 大人数の集合写真
背景がすっきりしている 背景が細かくにぎやか
明るく、ピントが合っている 暗い、ぶれている
顔や表情が中心 小さな文字やメッセージ

色付きで焼けるか、白黒になるかは加工先によって違います。写真は顔の部分で切り抜いておくと、仕上がりを想像しやすくなります。

写真を形にする別の方法(シルエットや浮き彫り)は、写真をアクセサリーにする方法で比べています。

耐久性と扱いの注意

レンズはガラスなどの小さな部品で、金属よりも衝撃に弱い部分です。

  • 硬い床に落とすと、レンズが欠けたり外れたりする
  • 水や洗浄液に浸けると、すき間から入り込むおそれがある
  • 写真を後から入れ替えられるかは部品と固定方法で変わる。スタンホープ式は難しいため、元の写真を別に残す
  • レンズが外れた場合の修理は、同じ部品が手に入るかで変わる

毎日着ける場合も、入浴や水仕事の前には外す前提で考えてください。

覗くタイプが向かない場合

次のような希望なら、別の方法の方が満足しやすくなります。

希望 比べたい方法
写真を人にも見せたい ロケット、写真をもとにした刻印
何人も写った写真を残したい ロケット、プレートへの刻印
運動中や仕事中も外したくない 金属だけのシルエットや肉球の形
写真を時々入れ替えたい ロケット

ペットの姿を金属の形で残す方法は、ペットのオリジナルアクセサリーを作るにまとめています。

GEMILYAに頼む場合

当社で作るのは金属の本体です。微小な写真とレンズを組み合わせたパーツは、専門の加工先の部品になります。

  • 本体の素材:SV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレス
  • レンズの手配と組み込みは、仕様によってはお受けできます。手配や手作業が増えるぶん費用がかかるため、形を伺ってご案内します
  • 原型設計:多くは税込22,000〜44,000円程度(初回のみ・デザインごと)
  • オリジナルの形は、1個の特注でも設計・原型の費用がかかります
  • 製作費は素材・重さ・仕上げなどで変わるため、内容を伺ってご案内します

商品として複数個作る場合は、1個の特注から99個までの進め方も参考になります。

まとめ

  • 覗くと写真が見えるのは、微小な写真とレンズを組み合わせた仕組み(スタンホープ式)
  • レンズは専門の部品で、金属の本体と組み合わせて作る
  • 本体の穴と光の通り道は、レンズの仕様に合わせて決める
  • 写真は1人か1匹が大きく写った、明るいものが向く
  • 人に見せたい、入れ替えたいならロケットの方が合う

入れたい写真と、本体の形のイメージを添えてご相談ください。レンズの扱いも含めて、作れる形をご案内します。

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