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ダイヤモンドネックレスをオーダーメイドで作る|K18の地金・石・石留め・チェーンの内訳

K18と天然ダイヤモンドのネックレスは、1本の特注からオーダーメイドで作れます。費用は「原型設計・地金・石・石留め・チェーン・組み立て」の6つに分かれ、それぞれ決まり方が違います。

地金は重さにその日の相場を掛けて決まり、石は大きさと数、石留めは1石ずつの手作業で決まります。チェーンは既製品を組み合わせるため、トップの設計とは別に選びます。

K18と天然石を使う製作は、仕様を伺ってからの個別のお見積もりになります。以下では金額の目安ではなく、「どこを動かすと費用が変わるか」を順に説明します。

向いているケース・向かないケース

オーダーメイドは、既製品にない形を作るための方法です。先に、既製品のほうが向く場合を除いておきます。

状況 向き 理由
記念日の意味を形にしたい(イニシャル・モチーフ・刻印) 向く 既製品にない形を1本から作れる
手持ちのダイヤや形見の石を使いたい 向く 石を持ち込み、石に合わせて枠を設計できる
定番の一粒ネックレスがほしい 向かないことが多い 既製品が豊富で、原型の費用がかからない
予算を優先し、石の輝きは見た目で十分 向かない CZ(キュービックジルコニア)やK10で作る選択肢がある

オリジナルの形は1本でも設計・原型の費用がかかります。定番の形で足りるなら、既製品のほうが総額を抑えやすくなります。見た目が似る石の違いはキュービックジルコニア(CZ)とは?で比べています。

婚約指輪はいらないと言われ、代わりにダイヤのネックレスを贈ろうとしている場合は、婚約指輪の代わりにネックレスを贈るで既製品で足りる場合との分かれ目と、渡す日からの逆算を説明しています。

費用の内訳は6つ

ネックレス1本の費用は、次の6つに分かれます。初回だけかかるものと、1本ごとにかかるものを分けて見ます。

項目 何で決まるか かかり方
原型設計 形の細かさ(石の数では変わらない) 初回のみ・デザインごと
地金代 重さ × その日の地金相場 1本ごと
石 大きさ・数・品質 1本ごと
石留め 石の数と留め方(1石ずつの手作業) 1本ごと
チェーン 既製品の種類・太さ・長さ・素材 1本ごと
組み立て・仕上げ 研磨、バチカンとチェーンの接続 1本ごと

原型設計の目安は、多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)です。形の細かさで変わり、石の数では変わりません。ほかの項目は仕様で大きく動くため、内容を伺ってからご案内します。

石を増やすと「石」と「石留め」の2つが同時に増えます。費用の見方は料金の考え方で、重量・素材・数量・工程の数の4つに分けて説明しています。

地金:K18の重さを決めるのはトップの大きさと厚み

K18は金を75%含む合金で、同じ形ならSV925より重くなります。地金代は重さで決まるため、トップの大きさ・厚み・バチカン(チェーンを通す輪)の大きさがそのまま費用に効きます。

  • トップは面積 × 厚みで重さが決まる。小さくても厚いと重い
  • バチカンの重さもトップに含まれる。必要以上に大きくしない
  • 裏を抜く(内側をくぼませる)と、見た目を保って軽くできる
  • 重さの見込みは3Dデータの段階で出せる

K18のトップで大きさ・厚み・バチカンを決める手順は、K18ペンダントトップをオーダーメイドで作るにまとめています。K18の色(イエロー・ピンク・ホワイト)はK18の素材ページで確認できます。

石:天然ダイヤの選び方と、持ち込み・調達

天然ダイヤモンドは、4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)で品質を見ます。等級が高いほど費用も上がるため、優先する項目を決めます。

使い方 優先しやすい項目 理由
一粒を主役にする カット・カラー 石の差が正面から見て分かりやすい
小粒を並べる 大きさと色のそろい 1石ずつの等級より、並びの均一さが目立つ
刻印やモチーフが主役で、石は添える 大きさ 小さな石でも光れば十分なことが多い

鑑定書と鑑別書の違い、書類と石の照合の仕方は鑑定書と鑑別書の違いと4Cで説明しています。照合は石留めの前に済ませます。枠に留めたあとは、重さや寸法を測りにくくなります。

手持ちの石は持ち込んで製作できます。準備と渡し方は石を持ち込んでアクセサリーを作るにまとめています。石を新しく用意する場合の調達はご相談ください。仕様を確認してご案内します。

石留め:1石ずつの手作業で、留め方で見え方が変わる

石留めは、石の数だけ手作業が増える工程です。留め方は見た目と使い勝手の両方に効きます。

  • 爪留め:石の輪郭を見せやすい。爪が衣類に引っかかることがある
  • 覆輪留め:縁で石を囲む。引っかかりにくく、日常使いに向く
  • 彫り留め:小粒の石を地金の上に並べる。石の数が増えるほど手間が増える

ネックレスは衣類の上で揺れるため、爪の高さと石座の形は、着ける場面に合わせて決めます。留め方ごとの違いは石留めの種類と選び方で比べられます。

チェーン:既製品を組み合わせ、トップの重さと合わせる

チェーンは当社では製造しておらず、既製品を仕入れて組み合わせます。トップの設計より先に、チェーンの太さと長さを決めておくと、バチカンの内寸を迷わずに設計できます。

決めること 考え方
長さ 着ける位置(鎖骨・胸元)から選ぶ
太さ トップの重さに見合う強さ。細すぎると切れやすい
種類 あずき・ベネチアンなど、トップの印象に合わせる
素材・色 トップと同じK18の色でそろえる

チェーンの種類と印象の違いはネックレスチェーンの種類と選び方で、留め具が通る内寸の決め方はバチカンのサイズの決め方で説明しています。

手持ちのチェーンを使うなら、トップだけを納品することもできます。チェーンの端の留め具の幅と厚みを測って伝えると、通らない失敗を防げます。手持ちのチェーンが少し短いだけなら、本体を加工せずに足せる延長パーツの選び方をネックレスの延長パーツ(アジャスター)を作るで紹介しています。

予算に合わせる調整の順番

見積もりが予算を超えたら、1つの案に決め打ちせず、調整した案を並べて比べます。費用に効く順に整理します。

調整 下がる項目 見た目への影響
石の数を減らす 石・石留め 並びの密度が下がる
石を小さくする 石 正面から見た大きさが変わる
トップを小さく・薄くする 地金代 存在感が減る。裏抜きで補える
形をシンプルにする 原型設計 細部の表現が減る
チェーンを手持ちにする チェーン トップとの色・太さの相性を確かめる
K18をK10に変える 地金代 色がやや淡くなる

地金とデザインを先に固めてから石を減らすより、石の数と地金の重さを同時に動かすほうが、見た目を保ちやすくなります。K18とK10の違いはK18とK10の違いを徹底比較で比べられます。

流れと納期

K18と天然石のネックレスは、仕様を伺ってからの個別のお見積もりです。流れは次のとおりです。

  1. 参考画像・使いたい石の情報・チェーンの希望・ご予算を伝える
  2. 見積もりを確認し、石の数や地金の重さの案を比べて決める
  3. 3Dデータで形・バチカンの内寸・概算の重さを確認する
  4. 石を照合し、K18で鋳造・石留め・仕上げを行う
  5. 検品して納品する

納期は仕様確定後およそ4週間が目安です。石の手配や石留めの数、修正の回数で前後し、デザインを考える期間は含みません。金・プラチナで作れる条件はゴールド・プラチナ製作のページにまとめています。

まとめ

  • 費用は原型設計・地金・石・石留め・チェーン・組み立ての6つに分かれる
  • 地金は重さ × 相場。トップの大きさ・厚み・バチカンで決まる
  • 石を増やすと石と石留めの2つが同時に増える。予算調整はここから見る
  • チェーンは既製品を組み合わせ、トップより先に太さと長さを決める
  • 定番の一粒ネックレスなら既製品が向く。オリジナルの形は1本でも原型の費用がかかる

参考画像と、石の有無・ご予算・記念日を添えてご相談ください。石の数と地金の重さを変えた案を並べてご案内します。

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