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抱っこ中のネックレスはどうする|外す場面と、引っ張られる前提の設計

抱っこ中のネックレスは、赤ちゃんが手を伸ばして引っ張る、口に入れる場面では外すのが基本です。どんな作りでも、口に入れたり首に絡めたりする可能性は残り、安全を保証できる設計はありません。

それでも着ける時間を作るなら、引っ張られたら外れる留め具・外れる小さな部品のない一体のトップ・垂れない短めの長さを目安にします。これらは危険を減らすための設計上の目安で、外れる荷重や耐久を当社が検証したものではありません。

既製品にも引っ張ると外れる留め具のネックレスがあり、作るのは名前や形を自分で決めたいときの選択肢です。

何が危ないか:首・部品・ピアス

赤ちゃんは、目に入った物をつかんで引っ張り、口に入れます。ネックレスとピアスで起きやすいことを分けておきます。

  • チェーンが親の首に食い込む。赤ちゃんの首や手に絡む
  • 石・小さなチャーム・丸カン・ピアスのキャッチが外れて口に入る(誤飲・窒息)
  • ピアスを引っ張られて耳が切れる。フープや揺れるピアスは特につかまれやすい
  • 硬い角のあるトップが、赤ちゃんの顔や目に当たる

小さな部品は「外れない作り」にするか、最初から付けないのが基本です。誤飲や窒息が起きたときの対応は、小児科や消費者庁など専門機関の案内を確認してください。

赤ちゃん自身にネックレスを着けさせることは、海外の小児科の団体も勧めていません。ここで扱うのは、親が着けるネックレスです。

判断表:着けない・既製品・作る

状況によって、作る前に答えが出ることがあります。

状況 向く対応
物をつかんで口に入れる時期 抱っこ中は外す。ポケットや小物入れに移す
引っ張ると外れる既製品で足りる 既製品。留め具の種類だけ確かめる
子どもの名前や誕生日を入れた形を1個持ちたい 石を使わない一体のトップで作り、口に入れない場面だけ着ける
ピアスをどうするか 小さなスタッドと外れにくいキャッチにするか、着けない

既製品で足りるなら既製品が早く、作るのは形を自分で決めたい場合です。名前入りのトップの設計は子どもの名前入りネックレスを作るで詳しく説明しています。

ピアスは、キャッチが外れて落ちるのが最も怖いところです。キャッチの種類と落下対策はピアスのポスト・キャッチの種類と選び方にまとめています。

着けるときの目安:どこで外れるかを決めておく

ネックレスは、留め具・チェーン・トップの3つでできています。引っ張られたときにどこで外れるかを、設計で決めておきます。

部位 設計の目安
留め具 一定の力で外れる既製の留め具(ブレイクアウェイ式など)を組み合わせる。外れる力は製品の表示で確かめる
チェーン 切れて部品にならないよう、切れるべき場所は留め具にする(既製品の仕様による)
トップ 一体で鋳造し、石や小さなパーツを付けない。角と縁を丸める
つなぎ目 丸カンは閉じて固定する(SV925・K18などはろう付け、ステンレスはレーザー溶接)
長さ 鎖骨あたりに収まる短めにして垂らさない。または服の中に入れる

留め具とチェーンは当社で製造しておらず、既製品を組み合わせます。外れる荷重や、繰り返し使ったときの耐久は当社で検証していないため、製品の表示と使う場面で判断してください。

マグネット式の留め具は、磁石が外れて口に入る心配があるため、抱っこ中の用途ではお勧めしません。磁石の誤飲は特に危険とされています。

トップの素材は、噛まれる前提で選ぶものではありません。口に入れる時期は外すことが前提で、素材の違いは変色やメッキの減りの話に限られます。

当社の製品は子ども用製品として作っておらず、口に入れてよいことを保証しません。子ども用製品の安全基準は、別途確認してください。留め具の種類はネックレスの留め具(クラスプ)の種類と選び方をご覧ください。

作らない方がよい場合

次に当てはまるなら、作るより着けない方がよいと考えます。

  • 赤ちゃんが何でも口に入れる時期で、目を離す場面がある
  • 寝かしつけで抱っこしたまま眠ることが多い(首に絡む)
  • 石や揺れる飾りを付けたい(外れる部品になる)
  • 既製の外れる留め具のネックレスで十分

着けない期間の代わりに、子どもが大きくなってから着ける形で作る方法もあります。出産記念として先に作っておく考え方は出産記念(プッシュギフト)を特注するにまとめています。

親子で同じモチーフをそろえ、子どもの分は着けられる時期まで親が持っておく形にしたいなら、親子でお揃いのアクセサリーを作るで大きさ・留め具・素材の考え方を説明しています。

GEMILYAに頼む場合

トップの本体はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種で作れます。留め具とチェーンは既製品を組み合わせます。

  • 原型設計:初回のみ・デザインごと。多くは税込22,000〜44,000円程度で、形の細かさで変わります
  • 原型の3D出力:データ制作とは別の費用で、初回のみ
  • 1個ごとの製作費:素材・重さ・留め具とチェーンの組み合わせで変わるため、内容を伺ってからご案内します
  • 名前や日付の刻印:1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります

お作りするのは親が着けるトップで、赤ちゃんが口に入れない場面で使う前提です。子ども用製品の安全基準への適合や、誤飲・窒息を防ぐことは保証できません。1個からの進め方は特注・小ロット製作をご覧ください。

まとめ

  • 引っ張る・口に入れる場面では外す。安全を保証する作りはない
  • 着けるなら、外れる留め具・一体のトップ・短めの長さを目安にする。荷重や耐久は当社で検証していない
  • 石・小さなチャーム・丸カン・キャッチは外れて口に入る。付けないか、閉じて固定する
  • 既製の外れる留め具で足りるなら既製品。作るのは形を自分で決めたいとき
  • 磁石の留め具は抱っこ中の用途に勧めない。子ども用製品の安全基準と専門機関の情報を確認する

子どもの月齢と、着けたい場面(外出時だけ・寝かしつけは外す等)、入れたい名前や形を添えてご相談ください。外れる部品を作らない範囲で、トップの形と留め具の選び方をご案内します。

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