子どもの名前入りネックレスを作る|ママ・パパ向けの刻印と素材の選び方
子どもの名前入りネックレスは、1人に1枚のチャームを作り、チェーンに通して足していく形がおすすめです。きょうだいが増えても、1枚足すだけで済みます。
1枚のプレートに全員の名前を並べる形は、まとまりがある反面、あとから名前を足せません。「この先もう1人増えるかも」という時点で迷う方が多いのは、このためです。
この記事では、子どもの名前を身に着けたいママ・パパに向けて、形・文字・素材の決め方を順に紹介します。
1枚にまとめるか、1人1枚にするか
最初に決めるのは、名前を1枚に入れるか、1人ずつ分けるかです。家族の予定によって向く形が変わります。
| 形 | 向いている家族 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 1枚のプレートに全員の名前 | 人数が決まっている | 後から名前を足せない |
| 1人1枚のチャームを重ねる | これから増えるかもしれない | 枚数が増えると重さも増える |
| 1人1本のリングをチェーンに通す | 指輪としても使いたい | リングの号数は飾りなら自由 |
1人1枚の形なら、同じ形の原型を使い回して、名前だけを変えられます。名前は鋳造のあとにレーザーで刻む方法なら、1枚ずつ内容を変えられます。
刻印か、文字そのものを形にするか
名前の入れ方は、大きく3つあります。読みやすさと存在感で選びます。
| 入れ方 | 見え方 | 向く文字 |
|---|---|---|
| レーザー刻印 | 平らな面に細い線で入る | 漢字・長い名前・日付 |
| 原型に彫り込む | 凹んだ文字。いぶしで黒く残せる(SV925) | 太めの書体の短い名前 |
| 文字の形に切り抜く | 名前そのものがチャームになる | 短いローマ字・ひらがな |
文字の形に切り抜く方法は、文字どうしがつながっていないと形を保てません。筆記体のようにつながる書体が向いています。
子どもが書いた文字をそのまま形にする方法もあります。詳しくは手書き文字のネックレスを作るをご覧ください。
漢字かローマ字か
小さな面に入れる文字は、画数が多いほど線が詰まって読みにくくなります。画数の多い漢字は、面を大きくするかローマ字にするのが目安です。
- 漢字:意味が伝わり特別感がある。小さな面では潰れやすい
- ひらがな:線がやわらかく、子どもらしい印象になる
- ローマ字:細い線でも読みやすく、ネックレスとして見慣れた形になる
- イニシャルと生年月日:面が小さくても入り、名前を見せすぎない
外から名前が読めることを避けたい方は、表にイニシャル、裏に名前と生年月日を入れる方法もあります。
素材と太さはママとパパで変える
毎日着けるかどうかで素材を選び、着ける人の体格で大きさを決めます。
| 着ける人 | 向く仕様の例 |
|---|---|
| ママ(毎日・肌に近い) | 小さめのチャーム、K10かK18、細めのチェーン |
| ママ(休日中心) | SV925、少し大きめで文字を読みやすく |
| パパ | 厚みのあるプレートやタグ型、SV925かK18、太めのチェーン |
パパ向けは、小さなチャームだと服の上で目立ちません。厚みのあるプレートにすると、文字も大きく入れられます。
チェーンは既製品を組み合わせます。チャームを何枚も通す予定なら、通し穴の大きさとチェーンの太さを最初に合わせておきます。
シルバー925は使ううちに黒ずみますが、磨けば戻ります。子どもを抱っこする時期は、引っかかりにくい丸みのある形を選ぶと安心です。
きょうだいが増えたときに備える
1人1枚の形は、あとで足せることが利点です。ただし、同じ形を数年後に作るには準備が要ります。
当社では原型を最終のご発注から6か月間お預かりし、その期間内なら原型の費用をかけずに作り足せます。6か月を過ぎた原型は、処分の前に必ずご連絡し、ご希望があればお返しします。
- 原型を返してもらい、手元で保管しておく
- 最初に1〜2枚多く作り、名前を入れずに取っておく
- 手元のチャームを3Dスキャンして、同じ形をデータに起こす
最後の方法は、ご自身が権利を持つ品なら相談できます。流れはジュエリーの3Dスキャンで説明しています。
まとめ
- 人数が増えるかもしれないなら、1人1枚のチャームを重ねる形にする
- 漢字・長い名前はレーザー刻印、短い名前は文字の形にする方法も選べる
- 画数の多い漢字は、面を大きくするかローマ字にする
- ママは小さめで毎日着けられる素材、パパは厚みのあるプレートが向く
- 後から足す予定があれば、原型の返却や予備の製作を最初に決めておく
名前の綴りと入れたい位置、着ける人を添えてご相談ください。刻印の手法を詳しく比べたい方はアクセサリー刻印の種類も参考になります。