ドッグタグをオーダーメイドで作る|名入れの行数・素材・チェーンの選び方
ドッグタグに名前や日付を入れたいだけなら、既製のタグに刻印してもらうほうが早く、手軽です。オーダーで一から作る意味が出るのは、形・厚み・ロゴの凹凸まで自分の仕様にしたいときです。
行数は「何を何行入れるか」から決めます。タグの大きさと刻印の方法で入る量が変わるため、文字を先に書き出してから大きさを決めると失敗しません。
この記事では、自分用・ペア・ブランドのドッグタグを作りたい方に向けて、刻印・素材・チェーンの決め方を順に説明します。
既製品への刻印か、オーダーか
まず、どこまで自分で決めたいかで道が分かれます。
| やりたいこと | 向く方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 名前・日付を入れたい | 既製品+刻印 | 形を作る費用がかからない |
| 角の丸みや厚みを変えたい | オーダー | 形そのものを設計する |
| ロゴや模様を浮き出させたい | オーダー | 凹凸は原型に組み込む |
| 同じ形をグッズで何個も | オーダー | 型を作れば同じ形を繰り返せる |
オリジナルの形は、1個でも設計・原型の費用がかかります。名前だけなら既製品、形から作りたいならオーダー、と分けて考えてください。
刻印は「行数×文字数」から逆算する
ドッグタグは平らな面が広く、文字を何行も入れられるのが魅力です。とはいえ、入る量には限りがあります。
- 入れたい文字をすべて書き出す(名前・日付・言葉・番号)
- 1行に入れるものを決め、行数を数える
- いちばん長い行の文字数を確かめる
- 読める大きさで収まるよう、タグの大きさを決める
行数を増やすほど1文字は小さくなります。小さすぎる文字は、仕上げの研磨で角が丸まり読みにくくなります。
| 刻印の方法 | 見た目 | 向く内容 |
|---|---|---|
| 表面に彫る・打つ | くぼんだ文字 | 名前、日付、短い言葉 |
| 原型に組み込む(凸) | 浮き出た文字 | ロゴ、ブランド名 |
| 原型に組み込む(凹) | 深く沈んだ文字 | いぶしで黒く見せたい文字 |
手法ごとの違いはアクセサリー刻印の種類にまとめています。
素材の選び方
ドッグタグは面が広いぶん、傷や色の変化が目立ちやすいアクセサリーです。
| 素材 | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| SV925 | 白く明るい。黒ずむが磨けば戻る | 定番の銀色がよい |
| 真鍮 | 金色に近く、使うほど色が深まる | 経年変化を楽しみたい |
| K10・K18 | 色の変化が小さい。重くなる | 長く着ける記念品 |
| Pt900 | 白く重い | 重さと白さを求める |
面が広いので、金・プラチナでは重量がかさみます。大きさと厚みを控えめにすると、重さも費用も抑えやすくなります。
いぶし(凹部を黒くする仕上げ)を使うと、文字がくっきり読めます。シルバーでの使い方はいぶし加工のロゴ入りシルバーを参照してください。
チェーンと穴の決め方
ドッグタグはボールチェーンと合わせるのが定番です。当社ではチェーンを製造しないため、既製のチェーンとの組み合わせになります。
- 穴の径は、通したいチェーンの太さと留め具が通るかで決める
- 穴の周りは肉を残し、チェーンの重みで切れないようにする
- 2枚重ねで着けるなら、2枚の大きさを少し変えると重なりがきれい
- 音が気になる場合は、縁にはめる既製のゴム(サイレンサー)を検討する
チェーン込みで仕上げたい場合は、相談時にお伝えください。チェーンが通らない失敗はバチカンのサイズの決め方でも説明しています。
記入例:オーダーで伝える内容
数値は説明用の例です。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 用途 | 自分用、1個 |
| 素材・仕上げ | SV925、表は鏡面、文字は凹でいぶし |
| 文字 | 1行目 名前/2行目 生年月日/3行目 短い言葉 |
| 大きさ・厚み | 手持ちのタグと同じくらい(写真と実寸を添付) |
| チェーン | 手持ちのボールチェーンを使う |
気をつけること(ここにまとめます)
本物の認識票の書式をまねる必要はありません。他社ブランドのロゴや、権利者の許可のないキャラクター・作品名を刻むことはできません。
- 小さな文字は、研磨とメッキで細部が甘くなる
- 角を尖らせると服に引っかかるため、丸みを付ける
GEMILYAに頼む場合
文字の一覧と、大きさの目安(手持ちの品の写真と寸法でも可)をお送りください。
- 1個の特注から、グッズ向けの小ロット・中ロットまで相談できる(原型は最終の発注から6か月保管)
- 原型を3D画像で確かめてから鋳造する
- 納期は仕様確定後およそ4週間が目安
数を作る場合は小ロットの製作のページも参考になります。
まとめ
- 名前を入れるだけなら、既製品への刻印が早い
- 形・厚み・ロゴの凹凸を決めたいならオーダー
- 行数と文字数を書き出してから大きさを決める
- 金・プラチナは面が広いぶん重くなるので小さめに
- チェーンは既製品と組み合わせ、穴の径を合わせる
入れたい文字と使い道が決まったら、無料相談からお知らせください。行数と大きさの案からお返しします。