ピンクゴールドは変色しやすい?|色が変わる理由と長く着ける工夫
ピンクゴールドは、イエローゴールドより色が変わりやすい傾向があります。赤みを出すために、金に混ぜる銅を多めにしているためです。
ただし「変色」と一口に言っても、地金のピンクゴールドと、ピンク色のメッキでは起きていることがまったく違います。まず自分の品が地金かメッキかを確かめることが、戻し方を決める第一歩です。
この記事では、ピンクゴールドのアクセサリーを持っている方、これから作る方に向けて、色が変わる理由と長く着ける工夫を説明します。
地金のピンクゴールドとメッキの違い
同じ「ピンクゴールド」の名前でも、色の正体が違います。
| 種類 | 色の正体 | 起きやすい変化 |
|---|---|---|
| K18・K10のピンクゴールド | 金と銅などを混ぜた地金そのものの色 | 赤みが濃くなる、くすむ |
| ピンク色のメッキ(真鍮・シルバーなどの上) | 表面の薄い膜の色 | すり減って下の金属の色が出る |
刻印で見分けられることがあります。「K18」「K10」とあれば地金です。「K18GP」などメッキを示す表記や、素材名に「真鍮」「シルバー」とあれば、ピンクは表面の色です。刻印の読み方はジュエリーの品位刻印とはで説明しています。
色が変わったときの見分け方
知恵袋には、ピンクゴールドのネックレスが銀色や10円玉のような茶色になった、という相談があります。色の変わり方から、原因の見当がつきます。
| 変わり方 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 部分的に銀色・白っぽくなった | メッキがすり減り、下のシルバーなどが出た |
| 全体が茶色っぽく濃くなった | 銅が汗や空気と反応した |
| 黒っぽい斑点が出た | 汗・化粧品・温泉の成分などの付着や反応 |
| 光らずくすんで見える | 小傷と皮脂の汚れ |
銀色が出てきた場合は、メッキのピンクゴールドだった可能性が高いと考えられます。地金のピンクゴールドなら、削れても中まで同じ色だからです。
地金かメッキかで戻し方が変わる
戻し方は、品の種類で分けて考えます。
- 地金のピンクゴールド: 柔らかい布で拭く。くすみが取れなければ、購入店などで磨いてもらう
- メッキのピンクゴールド: 研磨剤や銀磨きの布は使わない。メッキがさらに削れる
- メッキがすり減ったもの: 戻すには、メッキのかけ直しが必要になる
地金のピンクゴールドは、磨けば中から同じ色が出てきます。メッキは表面の膜なので、磨くほど薄くなります。
メッキの減り方と長持ちさせる考え方は、メッキの剥がれ対策と寿命にまとめています。
変色を遅らせる使い方
地金でもメッキでも、次の習慣で変化を遅らせられます。
- 着けたあとは、柔らかい布で汗と皮脂を拭き取る
- 保管は、チャック付きの袋などに1つずつ入れて空気に触れにくくする
- 温泉・プール・海に入るときは外す
- 香水やヘアオイルは、着ける前に済ませて乾かす
長く着けたいときの選び方
これから作るなら、変わりにくさで選ぶ方法があります。
| 優先したいこと | 向く選び方 |
|---|---|
| 色を長く保ちたい | メッキではなく地金のピンクゴールド |
| 地金の中でも変化を抑えたい | 割金の少ないK18を選ぶ |
| 毎日着ける指輪にしたい | 地金で作る。メッキは内側からすり減りやすい |
| 価格を抑えて色を楽しみたい | メッキ品と割り切り、ケアの方法を知っておく |
割金が少ないほど、金そのものの性質に近づきます。K10よりK18のほうが、色の変化は小さくなりやすい傾向です。K18とK10の違いはK18とK10の違いを徹底比較で比べています。
気をつけること(ここにまとめます)
- 変色するまでの年数は、着け方・汗の量・保管で大きく変わり、年数では言えない
- ピンクゴールドの赤みの強さと割金の配合は、作り手によって違う
- 肌のかゆみや赤みがある場合は、色の問題とは分けて医師に相談する
GEMILYAに頼む場合
GEMILYAでは、K18をイエロー・ピンク・ホワイトの各色で作れます。
- ピンクゴールドで作るなら、地金のK18で仕上げる
- 赤みの強さの好みは、画像を添えていただくと伝わりやすい
- オリジナルの形は、1個でも設計・原型の費用がかかる
- 納期は仕様確定後およそ4週間が目安
金で作るときの全体の流れは、K18・プラチナのOEM製作で紹介しています。
まとめ
- ピンクゴールドは、銅が多いぶんイエローより色が変わりやすい
- 地金とメッキでは、変色の正体も戻し方も違う
- 銀色が出てきたら、メッキがすり減った可能性が高い
- 拭いて、袋に入れて保管し、温泉や海では外す
- 色を長く保ちたいなら、メッキではなく地金のK18で作る
作りたいアイテムと好みの赤みの画像を添えて、無料相談からお送りください。地金で作る場合の重さと色の見え方から確認します。