本文へ移動
GEMILYA
素材・製法約4分で読めます

シルバーに金メッキしたアクセサリー|剥がれたときの見え方と設計

シルバー925に金メッキをしたアクセサリーは、使ううちにこすれる場所から金色が減っていきます。減ったところには、下のシルバーの色が出てきます。

さらに、出てきたシルバーは空気中の硫黄分で黒ずみます。そのため剥がれた部分は「銀色」より「くすんだ黒っぽい色」に見えることが多いのが、この組み合わせの特徴です。

この記事では、シルバーに金メッキの商品を作るブランドの方と、持っている品の変化が気になる方に向けて、剥がれ方と設計での備え方を説明します。

「ゴールドコーティング」は多くの場合メッキのこと

商品の素材欄で「SV925+ゴールドコーティング」と書かれていることがあります。多くの場合、これは金のメッキを指しています。

  • メッキ: 電気の力で、表面に金の薄い膜を付ける方法
  • ゴールドフィルド: 金の層を圧着した素材。メッキより金の層が厚い
  • 地金のK10・K18: 中まで金の合金で、削れても同じ色

表面だけが金色なのか、中まで金なのかで、使ううちの変化がまったく違います。ゴールドフィルドとの違いはゴールドフィルドとメッキの違いで比べています。

剥がれ方の順番と見え方

メッキは一度に剥がれるのではなく、こすれる場所から少しずつ減ります。

段階 見え方
1. 角や縁の金色が薄くなる 縁だけ色が浅く見える
2. 下地が見える メッキの下にもう1層ある場合、その色が出る
3. シルバーが出る 銀色の点や線が出る
4. 出たシルバーが黒ずむ ところどころ黒っぽく見える

下地とは、金メッキの前にかける別の金属の薄い層です。付けるかどうか、何を使うかは作り手によって違います。

剥がれか、汚れか

知恵袋には、数回しか着けていないのに茶色い斑点が出て、メッキ剥がれかと心配する相談があります。結局、ヘアオイルが付いたまま熱が加わったことによる汚れで、落とせたという例です。

症状 考えられること 確認の仕方
角や縁から銀色が出ている メッキのすり減り こすれる場所に集中しているか見る
平らな面に茶色の斑点 化粧品・オイル・汗の付着 柔らかい布でぬるま湯拭きして落ちるか見る
全体が均一にくすむ 皮脂の膜 拭くと光りが戻るか見る

数回の使用で平らな面に出た斑点は、剥がれより付着物を先に疑います。研磨剤で磨くとメッキそのものを削ってしまうので、まずは拭き取りで確かめます。

剥がれが目立ちにくい形と仕上げ

商品を作る段階で、剥がれの目立ち方は変えられます。

  • 角を丸くして、こすれが1点に集中しないようにする
  • 鏡面よりマットのほうが、色の差が目立ちにくい
  • 指輪は内側と手のひら側から先に減るため、毎日着ける指輪には向きにくい
  • ペンダントトップ・ピアスなど、こすれにくい品から始める
  • 金色を長く保ちたい品は、メッキではなく地金のK10・K18で作る

メッキの剥がれ全般の対策は、メッキの剥がれ対策と寿命にまとめています。

商品にするときの記入例

項目 記入例
アイテム ペンダントトップ(こすれにくい品から始める)
本体 SV925
仕上げ ゴールドメッキ、マット
色の希望 K18に近い色、画像を添付
商品ページの素材表記 本体SV925、表面ゴールドメッキ
購入者への案内 研磨剤を使わない、拭いて袋で保管

素材欄を「ゴールド」とだけ書くと、地金の金と受け取られることがあります。本体の素材と表面の加工を分けて書くと、購入後の問い合わせを減らせます。

気をつけること(ここにまとめます)

  • メッキが減るまでの期間は、形・着け方・汗・保管で変わり、期間では約束できない
  • 「剥がれない」「変色しない」とは書かない
  • 下地の有無と種類は作り手によって違うため、気になる場合は発注時に確認する

GEMILYAに頼む場合

GEMILYAでは、シルバー925の本体にゴールドメッキやロジウムメッキをかけて仕上げられます。

  • 鋳造は国内の提携工場に委託し、メッキは案件により自社の工房と国内の協力先で行う
  • 金色を長く保ちたい品は、地金のK10・K18との比較もご案内する
  • オリジナルの形は、1個でも設計・原型の費用がかかる

シルバーで作るときの仕上げの選び方は、シルバーアクセサリーのOEMで紹介しています。

まとめ

  • シルバーに金メッキは、こすれる場所から金色が減っていく
  • 出てきたシルバーは黒ずむため、剥がれは黒っぽく見えやすい
  • 平らな面の斑点は、剥がれより汚れを先に疑う
  • 角を丸く、マット仕上げ、こすれにくい品から始めると目立ちにくい
  • 素材欄は本体と表面の加工を分けて書く

作りたいアイテムと金色の希望を添えて、無料相談からお送りください。メッキか地金かの選び方から一緒に考えます。

この記事の内容で、製作を考えている方へ

参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。試作だけ・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。

作りたいものが決まっていなくても大丈夫です

「こんなものは作れる?」の一言だけでも構いません。LINEまたはメールフォームから、気軽にご相談ください。

LINEで相談フォームで相談