ロジウムメッキのシルバーとホワイトゴールドの違い|見た目が似る2素材の選び方
ロジウムメッキをかけたシルバー925とホワイトゴールドは、新品のときはほとんど見分けがつきません。どちらも表面の白さはロジウムの色だからです。違いが出るのは、メッキがすり減ったあとです。
ホワイトゴールドは、すり減った所から少し黄みのある白い地金が見えてきます。シルバーは、すり減った所に出た銀が空気で黒ずみ、まだらに見えることがあります。
毎日着けて物に当たる指輪なら、硬さとすり減ったあとの見え方でホワイトゴールドかプラチナ。こすれにくいネックレスのトップやピアスなら、ロジウムのシルバーでも十分、というのが基本の分け方です。
2つの素材の違い
表面が同じロジウムでも、下の地金がまったく違います。
| 項目 | ロジウムメッキのSV925 | ホワイトゴールド(K18) |
|---|---|---|
| 地金 | 銀92.5%+割金 | 金75%+白っぽい割金 |
| 新品の色 | ロジウムの白 | ロジウムの白 |
| メッキがすり減ると | 銀が出て、そこが黒ずむことがある | 少し黄みのある白が見える |
| 硬さ・傷 | 柔らかめで傷が付きやすい | シルバーより硬い |
| 重さ | 軽め | 同じ形なら重い |
| 材料費の傾向 | 低い | 高い |
ホワイトゴールドの地金の色やロジウムとの関係は、イエロー・ピンク・ホワイトゴールドの違いで説明しています。
アイテム別の選び方
知恵袋には「どちらもメッキが剥げたらかけ直すなら、高いホワイトゴールドを選ぶ意味はあるのか」という質問がありました。回答では、指輪はホワイトゴールド、ネックレスはシルバーでもよい、と使い分けが勧められています。こすれ方で分けると、判断しやすくなります。
| アイテム | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 毎日着ける指輪・結婚指輪 | ホワイトゴールドかPt900 | 物に当たり、メッキが減りやすい |
| ブレスレット・バングル | ホワイトゴールドかPt900 | 机や手首の動きでこすれる |
| ネックレスのトップ | ロジウムのSV925でも十分 | こすれにくい |
| ピアス | ロジウムのSV925でも十分 | 小さく、当たりにくい |
| ブランドの入門ライン | ロジウムのSV925 | 材料費を抑えて白い色を出せる |
メッキに頼らず白さを保ちたいなら、地金そのものが白いPt900という選択肢もあります。比較はプラチナとK18どっちを選ぶをご覧ください。
「ロジウムメッキのシルバーは使い捨て?」への答え
知恵袋には、メッキが部分的に剥げたシルバーは手入れに困る、使い捨てなのか、という質問もありました。回答は「磨き直してメッキをかけ直せば直せる」というものでした。
使い捨てではありません。ただし、扱いはメッキなしのシルバーと違います。
- メッキなしのシルバー:黒ずみは磨いたりクリーナーを使ったりして戻せる
- ロジウムメッキのシルバー:黒ずみにくいが、剥げたら磨き直しとメッキのかけ直しが要る
- 普段の手入れは、柔らかい布で汚れを拭くのが基本
- 研磨剤入りのクロスでメッキ面をこすると、すり減りを早めることがある
かけ直しは、購入した店など受けている所に相談してください。ホワイトゴールドの黄ばみと戻し方は、ホワイトゴールドの黄ばみとロジウム加工にまとめています。
オーダーで伝える項目の記入例
説明用の記入例です。迷っている場合も、優先することを書けば素材を提案できます。
- アイテム:指輪(毎日着ける)
- 候補の素材:SV925+ロジウムメッキか、K18ホワイトゴールド
- 優先すること:白さが長く続くこと、次に重さ
- 仕上げ:鏡面
- 気になること:メッキが剥げたときの見え方
よくある失敗
| 失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 価格だけでロジウムのシルバーを毎日の指輪にし、内側がまだらになった | 指輪はこすれる前提で素材を選ぶ |
| ホワイトゴールドがPt900と同じ白さだと思っていた | 地金は少し黄みがある白だと知っておく |
| メッキの指輪を研磨剤入りのクロスで磨いた | 柔らかい布で拭くだけにする |
気をつけること(ここにまとめます)
メッキのすり減る早さは、着け方や汗、当たる物で大きく変わるため、年数では言えません。割金の配合は作り手によって違い、同じK18ホワイトゴールドでも地金の白さには幅があります。メッキのかけ直しを当社で受けるかは、品物を見て個別に確認します。
- 素材の表示は「SV925(ロジウムメッキ)」のように、地金と仕上げを分けて書く
GEMILYAに頼む場合
当社では、SV925にロジウムメッキをかけた仕上げと、K18のホワイトゴールド(ロジウムをかけるかは選べます)、Pt900のどれでも作れます。
- アイテム・使い方・優先することを送る
- 素材と仕上げを見積もりで比べる
- 原型(3Dデータ)で形を確かめる
- 仕様確定後、およそ4週間で製作・納品
まとめ
- 新品では見分けにくく、違いはメッキがすり減ったあとに出る
- シルバーはすり減った所が黒ずみ、ホワイトゴールドは黄みのある白が見える
- 毎日の指輪とブレスレットはホワイトゴールドかPt900、トップやピアスはシルバーでも十分
- ロジウムのシルバーは使い捨てではなく、磨き直しとかけ直しで直せる
使い方と優先することを添えてご相談ください。2つの素材で見積もりを並べて比べられます。