剣道・柔道・空手の昇段祝いの記念品|段位を表に刻むか内側に刻むかと金属の品の作り方
剣道・柔道・空手で昇段したとき、帯や袴の刺繍のほかに、形に残る品を贈りたいと考える方がいます。金属で作るなら、段位を表に刻むか、裏や内側に刻むかを、贈られる方の好みと道場の慣例で選ぶところから始めると決めやすくなります。
ただし、先生への贈り物は道場ごとの慣例が先です。物を受け取らない方針の先生もいます。
指導者の昇段を祝いたい門下生や保護者、子どもの昇段を記念したい親、自分の昇段を残したい方に向けて、刻む位置と文字、贈る前の確認、作らない方がよい場合を順に整理します。
段位を刻む位置の選び方
段位は、稽古と審査を重ねた証です。堂々と表に刻んで励みにしたい方もいれば、段位を人前で誇らないことを大切にする先生や道場もあります。どちらが正しいということはないため、贈られる方の好みと道場の慣例に合わせて選びます。
| 刻む場所 | 品目の例 | 見え方 |
|---|---|---|
| 指輪の内側 | リング | 着けると見えない |
| 裏面 | ペンダント・タイピン・札 | 表からは見えない |
| 底面 | 卓上の文鎮・プレート | 置くと見えない |
| 表面 | どの品でも | 誰にでも見える |
控えめにしたい場合は、表には模様や道場名の頭文字、裏には段位と昇段の日付と分けると、贈られた方が人前で使いやすくなります。表に段位を大きく入れたい方には、段位を主役にした配置も選べます。内側に刻める文字の量は品の大きさで変わるため、刻む内容に優先順位を付けておきます。
刻む文字の例と優先順位
小さな金属に入る文字は限られます。次の順に絞ると収まりやすくなります。
- 段位(「七段」など。数字か漢字かをそろえる)
- 昇段した日付(審査の日か、合格の発表日か)
- 道場名・クラブ名
- 贈る側の名前(「門下生一同」「保護者会一同」など)
表に模様を入れるなら、竹刀や帯の結び目の形、桜など、誰かの権利に触れない題材を自分たちで描き起こすのが安心です。連盟や協会のマーク、道場の紋を写す場合は、権利を持つ団体の許諾を確認できる場合に限ります。
文字の並べ方は記念品の名入れ・刻印の文例が参考になります。
先生へ贈る前に確かめること
先生の昇段祝いは、気持ちだけでなく道場の決まりにも関わります。贈る前に、次を確かめます。
- 道場や保護者会に、昇段の祝いの慣例があるか
- 先生が贈り物を受け取る方か。受け取らない方針なら無理に渡さない
- 個人ではなく「門下生一同」「保護者会一同」でまとめるか
- 高すぎる品になっていないか。相手にお返しの負担をかけない
迷ったら、道場の先輩や保護者会の役員に先に相談するのが確実です。受け取りを辞退されたときに角が立たない形を、事前に決めておけます。
辞退されたときの考え方は恩師の退職記念品をクラス一同で贈るにも近い場面があります。
子どもの昇段・昇級を記念する場合
子どもの初段や黒帯は、家族にとっても大きな節目です。親から子へ、または道場から子どもたちへ贈る形があります。
| 贈り方 | 向く品目 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 親から子へ1個 | キーホルダー・札 | 稽古袋に付けるなら、稽古中は外す |
| 道場から同期の子どもへ | 共通の形の札 | 名前と段位を1人ずつ変える刻印はご相談(仕様を見てご案内) |
| 大人になってから使える品 | ペンダント・タイピン | 今は親が預かっておく |
武道の稽古や試合では、けがを防ぐために身に着けている物を外すのが一般的です。身に着ける品より、稽古袋や筆箱に付ける品の方が子どもには使いやすいことがあります。
幼い子どもには、小さな部品の誤飲に気をつけます。目の届く所で使い、子ども用製品の安全の基準も確かめてください。
金属で作らない方がよい場合
- 道場の慣例で、先生が物を受け取らない
- 昇段の祝いとして、帯や袴への刺繍、手ぬぐいへの名入れが道場で定着している。既製の品で十分
- 審査の結果がまだ出ていない。合格前に作り始めない
- 祝いの席が1か月以内に迫っている。既製品への名入れを、在庫と名入れの納期を確認して選ぶ
- 先生が稽古で使う道具を望んでいる。道具は武道具店で選ぶ方が確実
刺繍や道具が定番の道場では、金属の品は「長く手元に残す記念」としてのみ提案するくらいがちょうどよい距離です。
GEMILYAに頼む場合
GEMILYAでは、先生へ贈る1個の特注から、道場の子どもたち全員分の小ロットまで製作します。本体の素材は、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスから選べます。
- 費用は、初回だけの原型設計(多くは税込22,000〜44,000円程度・形の細かさで変わる)、原型の3D出力(初回のみ)、1個ごとの製作費に分かれます
- 1個の特注でも、オリジナルの形には原型設計の費用がかかります
- 子どもたち全員分のように数量を作る場合は、量産用のゴム型(初回のみ・税込6,000円程度が目安で、仕様により変わります)もかかります
- 1個ごとの製作費は、素材・大きさ・刻印の内容を伺ってからご案内します
- 刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります
納期は仕様の確定後およそ4週間が目安です。数量の考え方は特注・小ロット製作にまとめています。大会の記録や完走の数を刻む記念品は完走・本数・100切りの記録を刻む記念品で扱っています。
まとめ
- 段位を表に刻むか、指輪の内側や裏面に刻むかは、本人の好みと道場の慣例で選ぶ
- 表の模様は、誰の権利にも触れない題材を自分たちで描き起こす
- 先生へ贈る前に、道場の慣例と受け取りの方針を確かめる
- 子どもには、稽古中に外せる袋や筆箱に付ける品が使いやすい
- 刺繍や既製品が定番の道場では、無理に金属にしない
祝いの席の日付と、刻みたい段位・日付・道場名を添えて、LINEやフォームから気軽にご相談ください。合格の発表を待つ間に、形の候補だけ先に話し合っておくこともできます。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。まず1個から作りたい・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。