青年会議所の卒業記念品・ロータリークラブの記念品|在籍年と単会名を刻んで同期の人数分
青年会議所(JC)の卒業記念品を金属で作るなら、単会名だけを形に入れ、在籍年と名前は刻印にすると、翌年の卒業生にも同じ形を使えます。
JCは年齢で現役を退く団体なので、翌年の卒業生の人数と名前が早く確定するのが、記念品づくりでは大きな利点です。
単会で記念品を担当する人に向けて、バッジ以外の品目、刻む内容、徽章を使うときの確認、日程の組み方を説明します。ロータリークラブの退会や会長退任の記念品にも同じ考え方が使えます。
「卒業」の記念品に向く品目
会員は日ごろから団体のバッジを着けています。記念品は、卒業後の仕事や私生活で使える物にすると、引き出しにしまわれにくくなります。
| 品目 | 向く卒業生 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ネクタイピン・カフス | スーツで仕事をする人 | 着けない人には使い道がない |
| キーホルダー | 性別や服装を問わない | 毎日持つので、重さと角の丸み |
| 卓上のプレート・メダル | 事務所や店に飾れる人 | 置く場所の大きさ |
| ペンダントトップ・チャーム | 身に着ける物を好む人 | チェーンは既製品を組み合わせる |
同期の中で好みが分かれるなら、形は1つにして、ネクタイピン用とキーホルダー用で金具だけ変える方法もあります。金具の組み合わせ方は形によって変わるため、ご相談ください。タイピンの留め具の違いはオリジナルのネクタイピン・カフス製作で説明しています。
刻む内容は単会名・在籍年・名前
刻む文字が増えるほど1文字は小さくなり、金属では読みにくくなります。役割ごとに入れ方を分けます。
- 形に入れる(全員共通):単会名、単会で作った印
- 刻印で入れる(年や人で変わる):在籍年(入会年〜卒業年)、名前
- 入れてもよい短い言葉:「卒業」「感謝」、その年のスローガンの一語
理事長の年度スローガンは毎年変わるため、形ではなく刻印に入れます。刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。名前と在籍年を同じ面に並べるかで刻印の数が変わるため、配置を決めてから見積もります。
文例は記念品の名入れ・刻印の文例も参考になります。
団体の徽章を使うときの確認
JCのマークやロータリーの歯車の徽章は、単会が自由に作り変えてよいものではありません。団体によっては、標章を入れた商品の製作を、免許を受けた業者に限ったり、個別の許可を求めたりする決まりがあります。
- 徽章を入れる前に、事務局を通じて上部の組織の規程を確かめる
- 標章入りの商品を作るのに、免許や個別の許可が要るかを確かめる
- 色・形・比率を変えてよいかを確かめる
- 単会名に団体の名称が含まれる場合も、名称の使い方の決まりを確かめる
GEMILYAで団体の徽章を形にするのは、お客さまが権利を持つか、権利者から製作に必要な許諾を得ている場合に限ります。許可の確認に時間がかかる場合は、単会独自の印と在籍年で作る案と並行して進めると、日程が崩れにくくなります。
人数が早く分かる利点を日程に生かす
JCの卒業式は年末に行う単会があり、行事が続く時期と重なります。オリジナルの形は仕様が決まってからおよそ4週間が目安で、その前にデザインの往復があります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 年度の初め | 予算と品目を決める。卒業予定者の人数を確かめる |
| 卒業式の3〜4か月前 | 形と刻む内容を決め、名前のつづりを本人に確かめる |
| 卒業式の2か月前まで | 仕様を確定させて発注する |
ロータリークラブは7月に年度が切り替わるため、会長の退任や退会の記念品はその時期に重なることがあります。退会は時期が読みにくいので、名前を入れない本体を数個多めに持っておくと、急な退会にも刻印だけで対応しやすくなります。
翌年も同じ形を使うために
起こしたデータと原型は当社で保管し、追加生産に使います。原型のお預かりは最終のご発注から6か月なので、年1回の卒業式では期間を過ぎることがあります。翌年に同じ形で作るときに何が必要か、どんな費用がかかるかは、保管の状況を確かめて個別にご案内します。
- 年を入れない本体を、2〜3年分まとめて作っておく
- 翌年の発注時に、同じ形で作るための費用を確かめて見積もりを取る
- 原型の返却を希望する(処分の前に必ずご連絡し、ご希望があればお返しします。送料はご負担ください)
- 3Dデータのお渡しを希望する場合は、形式と費用を個別にご案内します(有償)
どれを選ぶかは、単会の予算を複数年分まとめて使えるかと、翌年の見積もりで決まります。毎年続く表彰品の回し方は永年勤続表彰の記念品を金属で作ると同じ考え方です。
作らない方がよい場合
次のような場合は、既製品への名入れや別の贈り方の方が会のためになります。
- 今年だけの記念品で、初期費用を含めた見積もりが予算や既製品への名入れと比べて合わない
- 卒業生が数人で、単会だけの形にする目的よりも費用を抑えることを優先したい
- 卒業式まで2か月を切っていて、仕様確定・承認・仕様確定後およそ4週間の製作・配送を含めると間に合わない
- 他団体の記念品や、ブランド品と同じ形にしたい。形の複製は、権利を持つ品か許諾を得ている場合に限る
GEMILYAに相談する場合
初回だけの原型設計は、多くは税込22,000〜44,000円程度です。税抜では2万〜4万円で、デザインごとにかかります。原型の3D出力も初回だけの別の費用です。
ご相談の際は、次の4つが分かると話が早く進みます。
- 品目の案と、単会名・印のデータ(画像でも可)
- 卒業予定の人数と、名前・在籍年の一覧
- 卒業式の日付
- 1人あたりのご予算
本体の地金はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種です。ネクタイピンの留め具やキーホルダーの環は既製の部品を組み合わせます。
1個ごとの製作費がどのくらい変わるかは、素材や石留め・メッキなど工程の組み合わせによって一つひとつ異なります。ご希望の数量やご予算をお聞かせいただければ、数量ごとのお見積もりと、ご予算に近づける工夫をご一緒に考えます。団体の記念品の進め方は法人ギフト・周年記念品の製作にまとめています。
まとめ
- 単会名は形に、在籍年と名前は刻印に分けると、翌年も同じ形が使える
- バッジ以外なら、ネクタイピン・キーホルダー・卓上プレートが候補
- 団体の徽章は、上部の組織の規程と、製作に必要な免許や許可を確かめてから入れる
- 卒業生が早く分かる利点を生かし、卒業式の2か月前までに仕様を決める
- 原型のお預かりは6か月。複数年分をまとめて作るか、翌年の費用を見積もりで確かめる
来年の卒業式に向けて、品目の案と卒業予定の人数だけでも、LINEで気軽にご相談ください。刻む内容と日程を一緒に整理します。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。まず1個から作りたい・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。