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GEMILYA
実務ノウハウ約5分で読めます

結婚指輪の代わりに2人で作るもの|指輪を着けられない職業・指輪が苦手な2人のペア

調理・医療・介護・製造など、仕事で指輪を着けられない2人が結婚指輪の代わりを探すなら、先に職場で身に着けてよいものを確かめ、その範囲で2人がそろえられる要素を決めるのが答えです。品目は後から決まります。

指輪が苦手で着けたくない2人も考え方は同じで、ネックレス・ブレスレット・キーリングのどれでも、2人で同じ地金・同じ断面・同じ刻印にすれば、ひと目で対の品だと分かります。

既製品のペアで足りるなら、作る必要はありません。1組の特注が向くのは、品目が2人で違う、刻印や形を自分たちで決めたい、という場合です。

先に職場の決まりを確かめる

指輪が不可でも、ほかの品目まで不可とは限りません。逆に、身に着けるだけでなく、作業区域への金属の持ち込みまで不可の職場もあります。確かめる項目を表にします。

確かめること 例
不可なのは指輪だけか、手指に着けるもの全部か 手洗いと手袋の都合で手指は不可、首元は可
服の中に隠れるネックレスは可か 医療・介護で「見えなければ可」とする例がある
身に着けるのが不可か、作業区域への持ち込みも不可か 食品の製造ラインでは金属検知のため持ち込みも不可の例がある
機械に巻き込まれる場面があるか 製造・整備ではネックレスも不可になりやすい

職場の決まりは勤務先ごとに違うため、同じ職種の体験談で判断しないでください。就業規則か上司に確認してから品目を決めます。

職場の決まりに合わせる考え方は、昇進や転職などの節目に自分用の1つを持つときにも同じように使えます。勤務中に着けられる小さな形と刻む内容は昇進・転職・勤続・資格合格の記念に自分へ1つ作るで扱っています。

身に着けるのが不可なら、持ち歩く形(キーリングやタグ)か、休日だけ着ける指輪に絞ります。作業区域への持ち込みも不可なら、ロッカーなど区域の外で保管する前提の品にします。

作るか、作らないかの分かれ目

指輪を持たないペアで、既製品で足りるか、1組の特注が要るかを分けます。

  • 既製品のペアネックレスやブレスレットに刻印を入れて足りる:作らなくてよい
  • 片方だけ指輪を着けられない:指輪1本と、同じ刻印のネックレス1本の組み合わせで足りることが多い
  • 手持ちの結婚指輪を首にかけたい:指輪を作り直さず、チェーンかホルダーで下げる
  • 2人で品目が違う、形・断面・刻印を自分たちで決めたい、既製品にない地金の組み合わせにしたい:1組の特注が向く

手持ちの指輪を首にかける方法は指輪をネックレスにするで比べています。この記事が扱うのは、指輪を持たずに、別の品目を最初から対で作る場合です。

品目の向き不向き

職場で許される範囲が分かったら、品目を比べます。

品目 向く職場・人 気をつけること
ネックレス 服の中なら可の職場 機械や患者に引っかかる場面では不可になりやすい
ブレスレット・バングル 手首が自由な職場 手洗い・手袋の多い職場では指輪と同じく不可が多い
キーリング・タグ 身に着けるのは不可でも、持ち物は可の職場 持ち込みも不可なら区域外で保管。落とす・なくす前提で刻印の内容を決める
ピアス 穴がある2人 片耳ずつ分けて持つ形もある

ネックレスは、服の中に収まる長さと、引っかかりにくい細めのチェーンにします。巻き込みや引っ掛かりのある作業中は外し、着けてよい場面は勤務先に確認します。着ける場面では、引っ張られたときに外れる留め具を選びます。

バングルは広げて着けないのが基本で、断面の太さで強さが決まります。2つで1つになるネックレスの作り方はペアネックレスをオーダーするで説明しています。

2人でそろえる要素

品目が違っても、次の要素をそろえると対の品に見えます。

要素 そろえ方
地金 同じ地金にする。色だけそろえる方法もある
断面・仕上げ 平らな断面と鏡面、など同じ組み合わせにする
刻印 日付とイニシャルを同じ書体で入れる。2つで1つの言葉に分けてもよい
石 誕生石を裏側や内側に小さく入れる

当社で本体を作れる地金は、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種です。毎日着けるなら、メッキで色を付けたものより、地金の色そのままの方が長く使えます。

刻印は1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。外から見えない内側や裏側に入れると、仕事中に目立たず、2人だけの印になります。

休日だけ着ける指輪と併用する

仕事中は代わりの品、休日は指輪、という組み合わせも多くあります。

  • 指輪は既製品にして、ネックレスのトップだけ同じ刻印で作る
  • 指輪とトップを同じ地金・同じ断面で作り、重ねたときに1つに見せる
  • 式で交換するのは指輪、日常はネックレス、と役割を分ける

指輪を2本そろえるときの幅と刻印の分け方はペアリングをオーダーメイドで作るにまとめています。式での交換に指輪を使う場合も、サイズは落ち着いた時期に測ります。

当社で作る場合

当社で作るのは本体(トップ・バングル・タグなど)です。ネックレスのチェーンと留め具は既製品を組み合わせます。

  • 原型設計の費用が初回にかかり、多くは税込22,000〜44,000円程度(デザインごと・形の細かさで変わります)。2人で品目が違えば、原型設計の費用はそれぞれにかかる
  • 原型の3D出力は別の費用で、こちらも初回のみ
  • 1個ごとの製作費はこれとは別にかかり、地金・重さ・仕上げで変わるため、内容を伺ってからご案内します
  • ブランド品の指輪やネックレスと同じ形を写すことはお受けしていません

2人で品目が違う場合も、地金と刻印の指定を1枚のメモにまとめて送ると、対の品として設計を進めやすくなります。1個からの進め方は特注・小ロット製作をご覧ください。

まとめ

  • 先に職場で身に着けてよいものを確かめる。職種の体験談ではなく勤務先の決まりで判断する
  • 既製品に刻印で足りるなら作らない。品目が違う・形を自分たちで決めたいなら1組の特注
  • ネックレスは服の中、バングルは手首が自由な職場。身に着けられないならキーリングやタグ、持ち込みも不可なら区域外で保管
  • 品目が違っても、地金・断面・刻印をそろえれば対の品に見える
  • 休日だけ着ける指輪と、仕事中の代わりの品を同じ刻印で結ぶ方法もある

職場で許される品目と、2人でそろえたい要素をメモにしてご相談ください。品目が違う2つを、同じ印に見える形でご案内します。

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