家族全員の誕生石を1つのジュエリーにする|子どもが増えたら足せる設計
家族全員の誕生石を1つのジュエリーにするなら、最初に決めるのは「あとから石が増えるかどうか」です。増える可能性があるなら、1人1つのチャームを足していく形が中心になります。
人数が決まっているなら、横一列・円形・中心+周りのような配置から、人数と石の大きさに合う形を選びます。
石は天然石、同じ鉱物の合成石、色を合わせた代替石のどれでも作れ、毎日着けるかどうかで選び方が変わります。
石の並べ方:人数と使い方で選ぶ
並べ方は、人数と「誰を真ん中にするか」で選びます。下の数は配置の例で、実際に入る石の数は石の直径・配置の方向・本体の寸法で決まります。
| 並べ方 | 向く人数(例) | 印象 |
|---|---|---|
| 横一列(バー・チェーンの上) | 2〜5個 | 生まれ順が分かる |
| 円形(輪に沿って配する) | 3〜6個 | 家族を囲む形。上下がない |
| 中心+周り(1石を囲む) | 3〜5個 | 両親の石を中心に子を囲むなど |
| 1人1チャーム | 何人でも | 増減が自由。重ねて着ける |
横一列は、生まれた順に並べられるので母親が自分用に作るときに選びやすい形です。人数が決まっている家族なら、円形や中心+周りの方が1つのモチーフにまとまります。
リングで家族分を並べるなら、石の直径と号数で入る数が決まります。石を小さくするか指輪を幅広にするかの選択になるため、人数が多いならネックレスやブレスレットの方が収まりやすい形です。
石留めの種類ごとの見え方は、石留めの種類と選び方で説明しています。
子どもが増えたら足せる3つの作り方
家族がこれから増えるなら、形を決める前に「どう足すか」を決めておきます。
- チャーム方式:1人につき1つの小さなチャームを作り、チェーンに通す。増えたら同じ形で1つ新しく作る
- 石座を空けておく方式:先に石座を人数分より多く作り、空いた座には地金の玉や透明な石を入れておく。増えたら石を入れ替える
- 作り直し方式:増えたときに、石の数を変えた新しいものを作る。石座を変える場合はデータの修正や原型の作り直しが必要になることがあり、費用は個別にご案内
チャーム方式は、増えるたびに新しいチャームを1つ作るだけなので、いちばん柔軟です。原型を保管している期間内なら、2つ目以降は原型の費用がかかりません。
石座を空けておく方式は、1つのモチーフにまとまる一方で、空いた座が目立つことがあります。空席に何を入れるかまで、最初に決めておきます。
できあがった品に後から石を足す・入れ替える作業は、今回の製作とは別の加工です。可否・依頼先・費用を初回の設計時に確認し、確認できない場合は追加チャームの新規製作を中心に考えます。
天然石か合成石か
誕生石は、同じ月でも3通りの石から選べます。
| 石の種類 | 向く場合 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 天然石 | 本物の石で残したい | 月によって傷や水に弱い石がある |
| 同じ鉱物の合成石 | 色と透明度をそろえたい | 性質は天然石と同じ。弱い石は合成でも弱い |
| 色を合わせた代替石(色付きCZなど) | 毎日着ける・小さな石をそろえたい | 色味が誕生石と少し違う。硬さはCZの性質になる |
真珠やオパール、エメラルドのように、傷や衝撃に弱い石を含む月があります。合成石は鉱物が同じなので、弱さも同じです。小さな子どもの石を毎日着ける前提なら、その月だけ硬い代替石にする選び方もあります。
同じ月に複数の誕生石がある場合は、どの石にするかを本人の好みで決めます。天然のダイヤモンドを使う4月の石や、石の多いデザインは、仕様を見てからご案内します。
石の用意:調達するか、持ち込むか
石は、製作側で手配するか、お手持ちの石を持ち込むかのどちらかです。
- 家族の誕生石を新しくそろえるなら、色と大きさをそろえて手配する形が向く。手配はご相談ください
- 祖父母から受け継いだ石や、以前のジュエリーから外した石は持ち込める
- 持ち込む石は、種類・大きさ・傷の有無を先に伝え、枠を石に合わせて作る
持ち込みの手順と、発送前に確かめることは石を持ち込んでアクセサリーを作るにまとめています。
石留めは1石ずつの手作業です。石の数が増えるほど、留める作業の費用も増えます。原型設計の費用は石の数で変わりませんが、製作費は変わると見込んでおきます。
作らない方がよい場合
家族の誕生石ジュエリーは、既製品やセミオーダー商品が多く売られている分野です。作る前に、既製品で足りないかを確かめます。
- 人数が決まっていて、石の並びにこだわりがない。既製のセミオーダーで足りる
- 予算が原型設計の費用に届かない。1個でも多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)が初回に(デザインごと)かかり、製作費と石代は別で内容を伺ってからの案内になる
- 子どもが増える予定がはっきりしない。チャーム方式で始めるか、決まってから作る
- 贈る相手の好みが分からない。石の大きさや地金の色で印象が大きく変わる
「両親を真ん中に子を囲む」のような家族固有の並びや、受け継いだ石の活用があれば、作る価値があります。増えたときに同じ形で足したい希望も同じです。
GEMILYAに頼む場合
GEMILYAでは、家族の誕生石ジュエリーを1個の特注として製作します。石を足せる形で作りたい場合は、最初にその旨をお伝えください。後から足す加工の可否と費用も、そのときに確認します。
- 地金はK18・K10・Pt900・SV925から選べます。毎日着けるならK10やK18が向きます
- 家族の人数、誕生月、増える可能性、着ける品目(ネックレス・リング・ブレスレット)をお知らせください
- 石の手配と持ち込みは、どちらもご相談いただけます
- チェーンは既製のものを組み合わせます。長さと太さは本体に合わせてご案内します
- 原型とデータは最終のご発注から6か月間お預かりし、期間内の追加製作は原型の費用がかかりません
1個からの進め方は特注・小ロット製作に、販売する商品として誕生石ジュエリーを展開したい方は誕生石ネックレスのセミオーダー商品を作るにまとめています。
まとめ
- 先に「あとから石が増えるか」を決める。増えるならチャーム方式が中心。後から足す加工は初回に可否を確認
- 並べ方は人数と石の直径で選ぶ。横一列は生まれ順、円形や中心+周りは1つのモチーフにまとまる
- 傷や水に弱い石の月は、毎日着けるなら硬い代替石にする選び方もある。合成石は天然石と同じ性質
- 石は手配も持ち込みも相談できる。石留めは1石ずつで、数が増えると製作費も増える
- 人数が決まっていて並びにこだわりがないなら、既製品やセミオーダーで足りる
家族の人数と誕生月、増える可能性、着けたい品目を添えてご相談ください。足せる形と、石の選び方をあわせてご案内します。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。まず1個から作りたい・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。