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リウマチ・ヘバーデン結節で指輪のサイズが変わる|開閉式・ネックレス・作り直しの選び方

関節リウマチやヘバーデン結節で結婚指輪が入らない、朝と夜で太さが違って号数が決められない。そんなときは、太さが動いている間は新しい号数を急いで決めないのが基本です。

指輪を着けてよいか、いつ測るかは、体の状態を知っている主治医に確認してください。そのうえで、指に着けずに持つ方法、開閉できる形、作り直す方法、着けずに保管する選択を比べます。

先に確かめること:抜けない・腫れて痛いとき

指輪より先に、体を守ることが優先です。急ぎの度合いで、相談先を分けてください。

状態 どうするか
指輪の先の指の色が変わる・冷たくなる・しびれる 無理な取り外しを続けず、すぐに救急外来を受診する
腫れや痛みが強く、指輪が食い込んでいる 同じく、すぐに救急外来を受診する
痛みや色の変化はないが、石けんなどを使っても抜けない 何度も引かず、早めに医療機関へ相談する

外せないときは、医療機関で指輪を切る判断になることもあります。指輪には作り直す道があるので、指の状態を優先してください。切った後の扱いは指輪を切断したあとどうするにまとめています。

号数が決められない理由と、測る日の決め方

関節の腫れは、時間帯や季節、治療の経過で変わります。どの関節に変化が出るかも人によって違い、ヘバーデン結節は指先に近い第一関節に出る変形として知られています。

指輪は付け根に収まっても、着けるときに関節を通ります。抜き差しで特に関わるのは、付け根に近い第二関節です。関節リウマチや、第二関節に出るブシャール結節として知られる変形があると、ここで引っかかりやすくなります。そのため、付け根と関節の両方の太さが関わります。

  1. 主治医に、指輪を着けてよい時期かを聞く
  2. 同じ時間帯に、数日から数週間おきに号数を測ってメモする
  3. 関節を通る号数と、付け根の号数を分けて書く
  4. いちばん太い日といちばん細い日の差を見る
日付 時間帯 関節/付け根
例:1週目 朝 14号/11号
例:1週目 夕方 13号/11号
例:3週目 朝 13号/11号

表の数字は説明用の例です。差を記録しておくと、どの形が合うかの判断材料になります。

状態別の選び方

測った結果と、今の体の状態から選びます。

状態 向く持ち方
腫れが続いている、治療を始めたばかり 指に着けず、ネックレスにして持つか保管する
太さの差が小さく、関節を通せる 購入店でサイズ直しを相談する
関節が通らないが、付け根の太さは安定 ヒンジ式(開閉できる形)を検討する
指によって状態が違う 状態の落ち着いた別の指に着ける
着けるとこわばりや痛みが増す 着けない選択をする

どれを選ぶかは、主治医の意見と、着けたい気持ちの両方で決めます。

開閉式と開口型の限界

関節を通さずに着け外ししたいとき、候補になるのはヒンジ式です。開口型は形が似ていますが、着け外しのしかたが違います。

  • ヒンジ式:蝶番で輪が開き、留め金で閉じる。指の横から当てて閉じるので、関節を通さずに着け外しできる。毎回開け閉めする前提の仕組み
  • 開口型:輪の一部が開いた形。開いた幅だけでは指の横から入らないことが多く、着け外しは通常の指輪と同じく関節を通す抜き差しが基本になる。一度曲げて号数を合わせたら、動かさない前提

ヒンジ式は、留め金を指先でつまんで操作します。手指がこわばる時期は、開け閉めそのものがつらくなるかもしれません。片手で操作できるかを、作る前に必ず考えます。

開口型は何度も曲げると同じ場所が傷むため、太さが動き続ける用途には向きません。条件はフリーサイズ(開口)のリングをオーダーするで説明しています。

ネックレスにして持つ

結婚指輪をチェーンに通せば、指の状態に関係なく身に着けられます。落ち着いたら、また指に戻すこともできます。

  • 指輪をそのまま残せる
  • 号数を決めずに済む
  • 留め具の開け閉めが難しいなら、頭から通せる長さのチェーンにする

チェーンの選び方や、指輪が擦れて傷む問題は指輪をネックレスにするにまとめています。

作り直すなら決めること

太さが落ち着き、主治医とも相談できたあとに、新しく作る方法があります。結婚指輪なら、相手の分はそのままで、自分の分だけを作り直すこともできます。

決めること 考え方
号数 関節を無理なく通る大きさにする
回りにくさ 関節と付け根の差が小さければ内側の一部を平らにする・幅を広げる、大きければ内側に回転止めの凸を付ける
重さ 軽めにして、指への負担感を減らす
見た目 相手の指輪と、幅や色をそろえる

関節を通る号数にすると付け根で回りやすくなります。その対策は関節が太くて指輪が回る・入らないで詳しく説明しています。形の工夫は着け心地のためのもので、症状を和らげるものではありません。

元の指輪がブランド品で同じ形を作りたい場合は、権利者の許諾が要ります。形を写さず、幅や色をそろえる方向でご提案できます。

作らない方がよい場合

次のときは、新しく作るのを待つか、作らない方を選びます。

  • 太さが日によって大きく変わり、落ち着いていない
  • 主治医から、指に着けるのを控えるよう言われている
  • 購入店のサイズ直しで足りる
  • ネックレスで持つことで、気持ちが落ち着いている

GEMILYAに頼む場合

当社は、新しい指輪を1個の特注(一点もの)でお作りします。手持ちの指輪のサイズ直しや修理は、購入店か修理店へご相談ください。

  • 地金は、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種から選べます
  • 原型設計は初回のみ・デザインごとにかかり、多くは税込22,000〜44,000円程度です。形の細かさで変わります
  • 原型の3D出力は別の費用で、初回のみです
  • 特注品1個の製作費は、原型設計費とは別にかかり、地金や重さ、部品の有無を伺ってからご案内します
  • ヒンジ式は仕様によってはお受けできます。部品の手配と組み立てが増えるぶん費用がかかるため、形を伺って費用とあわせてご案内します

測った号数のメモと、今の指輪の写真があれば、状態に合う形を一緒に考えられます。まだ号数が決まっていない段階でも、LINEで気軽にご相談ください。

まとめ

  • 太さが動いている間は、新しい号数を急いで決めない
  • 着けてよいか、いつ測るかは主治医に確認する
  • 指の色が変わる・しびれる・強く痛むときは、無理に外そうとせずすぐに救急外来へ。抜けないだけでも早めに医療機関へ
  • 関節を通さずに着け外しできるのはヒンジ式。開け閉めの操作がつらくないかを先に考える。開口型は関節を通す必要があり、繰り返しの調整にも向かない
  • ネックレスにして持つ、着けないという選択もある

状態に合わせた持ち方を、無理のない順番で考えます。ご相談はこちらから、メモの段階でもお送りください。

この記事の内容で、製作を考えている方へ

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