社長就任・社長交代の記念品|取引先から/社員からで変える品目と刻印
社長就任のお祝いを金属の記念品で用意するなら、贈る立場と、相手の受け取り方針や関係性で品目を変えます。取引先からは胡蝶蘭や酒に小さな品を添える例、社員や役員の有志からは本人が机や胸元で使う品に就任日と社名を刻む例が選びやすい形です。
胡蝶蘭は会社に飾られて就任を周りに知らせ、金属の記念品は本人の手元に残ります。役目が違うので、どちらかを選ぶのではなく使い分けます。
贈らないほうがよい場面も含めて、先に整理します。
向いているケース・向かないケース
就任祝いは、相手との距離と日程で向く品が決まります。
| 状況 | 向く選択 |
|---|---|
| 社員・役員の有志から本人へ | 金属の記念品が向く |
| 付き合いの長い取引先の社長へ | 胡蝶蘭か酒に、小さな記念品を添える例がある |
| 面識の浅い取引先へ | 胡蝶蘭・酒・祝電が選びやすい。記念品は先方の方針を確かめてから |
| 就任の披露まで1か月を切っている | 胡蝶蘭・酒。記念品は後日か次の節目に |
| 先方が贈答の受け取りを控えている | 贈らない。祝電か挨拶状にする |
| 退任する前社長への感謝も同時に贈りたい | 退職記念品として別に考える |
取引先からの金属の記念品は、贈る側のロゴが大きいと宣伝物に見えることがあります。贈る側の社名は小さく、先方の社名と就任日を主役にします。
贈る相手が社員の場合の退任記念は退職記念品に名入れのオリジナルアクセサリー、法人ギフト全体の使い分けは法人ギフトに名入れの金属記念品を選ぶにまとめています。
胡蝶蘭・酒・記念品の役目を分ける
同じ「お祝い」でも、残り方と届く相手が違います。
| 品 | 役目 | 残り方 |
|---|---|---|
| 胡蝶蘭 | 就任を社内外に知らせる | 数週間で終わる |
| 酒・食品 | 社内で分けて祝ってもらう | 残らない |
| 金属の記念品 | 本人の手元に残す | 長く残る |
- 取引先からは、会社宛ての胡蝶蘭に本人宛ての小さな記念品を添える方法がある
- 社員からは、本人が使う記念品を主にする方法がある
- 複数の取引先から同じ胡蝶蘭が並ぶ中で、小さな記念品は本人の記憶に残りやすい
添え物にする記念品は、小さく、飾らなくても邪魔にならない形にします。
品目:取引先から、社員から
本人の服装と机の様子が分かるかどうかで、身に着ける品か置く品かを選びます。
| 品目 | 向く贈り主 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ネクタイピン | 社員から | スーツとネクタイを日常で着る社長か |
| カフス | 社員から | 袖口の両側にボタン穴のあるシャツを持つか |
| ペーパーウェイト・卓上プレート | 取引先・社員 | 机に置く場所と重さ |
| キーホルダー | 社員から | 車や自宅の鍵に付けられる軽さ |
服装が読めないなら、身に着ける品より机に置く品のほうが外れにくくなります。ネクタイピンとカフスは装飾部を鋳造し、留め具は既製部品を組み合わせます。
作り方はオリジナルのネクタイピン・カフス製作にまとめています。卓上プレートは真鍮の鋳造で文字を凹凸にし、台座との組み合わせは仕様を見てご案内します。
刻印の内容:就任日・肩書き・社章
刻む内容は短く、何年たっても古びないものにします。長い祝いの言葉はカードに書きます。
| 刻む内容 | 例(説明用) |
|---|---|
| 就任日 | 2026.6.25 |
| 肩書き・氏名 | 代表取締役社長 ○○ ○○ |
| 贈り主 | 社員一同/From all staff |
| 社名・社章 | 会社の許諾を得て原型か刻印に入れる |
- 肩書きは「代表取締役社長」「代表取締役」「社長執行役員」など、会社の正式な呼び方を確かめる
- 氏名の漢字は旧字体を含めて本人の署名や名刺で確かめる
- 就任日は、会社が公表・指定する正式な就任日を確認する
- 社章を入れるには会社の許諾が要る。社員からの贈り物でも、広報や総務に確かめる
刻印は1か所につき税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。肩書きと氏名を刻んだ品は、肩書きが変わると使いにくくなるため、就任日と社名だけにする選び方もあります。
のしの一般的な書き方
取引先として贈る場合は、のしを掛けるのが一般的です。社員からの場合は、のしを省いてカードだけにすることも多くあります。
| 項目 | 一般的な書き方 |
|---|---|
| 水引 | 紅白の蝶結び |
| 表書き | 御就任御祝/祝御就任 |
| 下段 | 贈り主の社名(取引先)、社員一同(社内) |
慣習は地域や業界、相手先によって違うことがあります。社内の過去の例や、先方の慣習に合わせてください。送付状とカードの書き方は周年・創立記念品ののし・送付状の形が使えます。
GEMILYAで作る場合
1個の特注から承ります。役員全員に同じ品を渡す場合は、2〜99個の小ロットとして同じ形から作れます。
- 本体を作れる地金はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種
- 原型設計は多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)。初回のみ・デザインごとで、形の細かさで変わり、石の数では変わらない
- 原型の3D出力はデータ制作とは別の費用で、こちらも初回のみ
- 特注品1個の製作費(鋳造・仕上げなど)は1個ごとにかかり、内容を伺ってからご案内する
- ネクタイピンやカフスの留め具は既製部品の組み合わせで、取り付けまでお受けできるかは仕様を見てご案内する
- 納期は仕様確定後およそ4週間が目安。就任の披露の日が決まっていれば最初の相談で伝える
起こした3Dデータと原型は当社で保管して追加生産に使い、ご依頼の製作以外には使いません。法人の記念品の進め方は周年記念品・社内表彰・ノベルティにまとめています。
まとめ
- 贈る立場と相手の受け取り方針に合わせる。取引先からは胡蝶蘭や酒に小さな品を添える方法がある
- 社員からは本人が使うネクタイピン・卓上プレートに就任日と社名を刻む
- 服装が読めないなら、身に着ける品より机に置く品を選ぶ
- 肩書き・氏名・就任日は会社の正式な表記に合わせ、社章は許諾を得てから
- 日程が1か月を切っているか、先方が贈答を控えているなら、記念品は贈らない
贈る立場と相手、披露の日、入れたい文字を添えてご相談ください。肩書きまで刻むかどうかも、品目に合わせてご提案します。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
参考画像と、作りたい個数をLINEでお送りください。まず1個から作りたい・販売を検討中・贈り物の1個など、今の段階のままご相談いただけます。