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周年・創立記念品ののし・送付状・添えるメッセージ|書き方と例文

自社の周年記念品に付けるのしは、紅白の蝶結び(花結び)の水引に、表書き「創立○○周年記念」、下に社名を入れるのが一般的です。郵送なら、のしを箱に掛けてから包む「内のし」が多く使われます。

添えるメッセージは、送付状かカードに「節目の報告」と「感謝」と「今後のお願い」の3つを短く書けば足ります。記念品そのものには年号とロゴだけを刻み、言葉はカードに任せると、品物が長く使いやすくなります。

周年記念品を配る担当の方に向けて、一般的な慣習と例文を整理します。慣習は地域や業界、相手先によって違うことがあるため、迷ったら社内の過去の例や、取引の長い先方の慣習に合わせてください。

のしの基本:水引・表書き・名入れ

のしは、紙の上段に贈る目的、下段に贈り主を書きます。周年記念で使われる一般的な組み合わせは次のとおりです。

項目 一般的な書き方
水引 紅白の蝶結び(花結び)
表書き(上段) 創立○○周年記念/記念品
名入れ(下段) 社名(必要なら代表者名)

蝶結びは、何度くり返してもよいお祝いに使う結び方です。周年は今後も重ねていく節目なので、蝶結びが選ばれます。

取引先の周年を祝って贈る側になる場合は、表書きが「創立○○周年御祝」などに変わります。自社の記念品を配るときと混同しないよう注意します。

内のし・外のし、手渡しと郵送

のしを包装の内側に掛けるか外側に掛けるかは、渡し方で選びます。

渡し方 よく使われる掛け方 理由
郵送・宅配 内のし 輸送中にのしが汚れない
式典・訪問で手渡し 外のし 目的がひと目で伝わる

社員に一斉に配る場合は、のしを省き、メッセージカードだけを添える会社もあります。人数が多いと、のし掛けと包装の作業も日程に入ります。

当社で記念品を製作する場合、化粧箱・個包装・のしの扱いはご相談ください。納品の形を先に決めておくと、受け取ったあとの社内作業が読みやすくなります。

送付状の書き方と例文

郵送で取引先に送るときは、記念品に送付状を同封します。書く順番は次の5つです。

  1. 時候のあいさつ(「拝啓 ○○の候」)
  2. 周年を迎えた報告
  3. これまでの取引への感謝
  4. 記念品を送る旨
  5. 今後のお願いと結び(「敬具」)

例文は次のとおりです。社名と年数、季節を差し替えて使えます。

拝啓 ○○の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、弊社はおかげさまで本年○月に創立○○周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。

つきましては、感謝の気持ちを込めまして、ささやかな記念品をお送りいたします。ご笑納いただければ幸いです。

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。

敬具

お祝いの文面では、「終わる」「切れる」「離れる」など、別れを連想させる言葉を避けるのが一般的です。

メッセージカードの例文

送付状より短く、品物に添えるのがメッセージカードです。2〜3文で十分です。

取引先向けの例です。

おかげさまで創立○○周年を迎えました。

日ごろのお引き立てに感謝し、記念の品をお贈りします。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

社員向けの例です。

創立○○周年を、皆さんと迎えられたことを誇りに思います。

この記念品は、○○年の歩みをかたちにしたものです。

次の節目に向けて、これからも力を貸してください。

カードを作る前に、次の3点を決めておきます。

  • 差出人を社長名にするか、会社名にするか
  • 取引先向けと社員向けで、文面を分けるか
  • 印刷だけにするか、手書きのひと言を加えるか

手書きのひと言を加えると、印刷のカードでも受け取る側の印象が変わります。

刻印とカードの役割分担

金属の記念品に言葉を刻む場合は、品物に刻むものとカードに書くものを分けます。

載せる場所 向く内容
記念品の刻印 社名・ロゴ・年号(「○○th ANNIVERSARY」など)
メッセージカード 感謝の言葉・これからのお願い
送付状 あいさつ・周年の報告・送付の連絡

刻印は残り続けるので、短く、何年たっても古びない内容にします。長い感謝の文章を刻むと、日常で使いにくい品になります。

刻める文字の大きさや位置は品物の形で変わります。刻印の方法はアクセサリー刻印の種類にまとめています。

のし・カードを付けないほうがよい場合

形式を整えるほど丁寧、とは限りません。次のような場合は、のしやカードを省いたほうが自然です。

  • 展示会やイベントで不特定の人に配るノベルティ:のしは重すぎる
  • 社員に毎日使う小物を配る:のしを外す手間だけが残る
  • 相手先が贈答品の受け取りを控えている:記念品そのものを見送る

品目選びの段階から考えたい場合は、周年ノベルティの選び方が参考になります。社員に配る記念品の税の扱いは社員記念品の勘定科目と課税の考え方をご覧ください。

まとめ

  • 自社の周年記念品ののしは、紅白の蝶結びに「創立○○周年記念」と社名が一般的
  • 郵送は内のし、手渡しは外のしが多い。慣習は地域・業界・相手先で違うことがある
  • 送付状は「報告・感謝・送付・今後のお願い」の順に書く
  • 刻印は社名・ロゴ・年号を短く、言葉はカードに任せる
  • 不特定の人へのノベルティや社員の日用品には、のしを付けないほうが自然

記念品の製作から化粧箱・のしの扱いまでの進め方は周年記念品・社内表彰・ノベルティにまとめています。周年の年号と配る相手が決まっていれば、ご相談ください。

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