名前のピアスをオーダーで作る|左右で文字を分ける設計と重さ
名前のピアスは、左右の耳に文字を分けて作ると、1つずつを小さく軽くできます。名前を片方に全部入れると横に長くなり、重さで傾いたり耳たぶが引っ張られたりしやすくなるためです。
文字の種類も仕上がりを左右します。画数の多い漢字は小さくすると線が詰まって潰れるので、大きめにするか、ひらがな・ローマ字・イニシャルに置き換えます。
この記事では、左右の分け方、文字の種類ごとの注意、重さとポストの位置、依頼の記入例を順に説明します。
名前を形にする3つの方法
最初に、文字をどう金属にするかを決めます。
| 方法 | 見た目 | 向く文字 |
|---|---|---|
| 文字の形そのもの | 文字の輪郭がピアスの形になる | 短い名前、イニシャル |
| プレートに凹凸で入れる | 丸や四角の板に文字が浮き出る・くぼむ | 漢字、長めの名前 |
| 裏に刻印する | 表はモチーフ、裏に名前が入る | さりげなく入れたい場合 |
文字の形そのものにする場合は、離れた文字や点をつなぐ部分が必要です。手書きの文字を使う方法は、手書き文字のネックレスを作るで詳しく紹介しています。
左右の分け方
名前の分け方には、いくつかの型があります。
| 分け方 | 例 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 文字数で半分にする | 「HA」と「NA」、「はる」と「か」 | 左右の長さの差で重さが変わる |
| 名前と記号に分ける | 片方に名前、片方にハートや星 | 記号側を名前の重さに近づける |
| 1文字ずつ | 頭文字と最後の文字 | 1文字だけだと何の文字か伝わりにくい |
| 片耳だけ | 名前を1つのピアスに | 片耳用として長さと重さを抑える |
左右で長さが違うと、重さも違います。左右の重さの差を小さくしたいときは、短い側を少し厚くするか、記号を足して釣り合わせます。
読む順番にも注意します。向かい合った人から見ると、左右が入れ替わって見えるためです。誰から読める向きにするかを最初に決めておきます。
漢字・ひらがな・ローマ字で変わること
検索の候補には「名前 ピアス 漢字」も並び、漢字で作りたい人が多いことが分かります。文字の種類によって、作りやすい大きさが変わります。
| 文字 | 向く表し方 | 注意 |
|---|---|---|
| 漢字 | プレートに凹凸で入れる | 画数が多いと線が詰まる。大きさに余裕を持つ |
| ひらがな | 文字の形そのもの、筆記体風につなぐ | 濁点や小さな点は離れやすい |
| ローマ字 | 筆記体でつなぐ、ブロック体を横棒で支える | ブロック体は文字どうしをつなぐ部分が要る |
ローマ字の筆記体は、文字が最初からつながっているため、形そのものにしやすい書き方です。漢字を形そのものにしたい場合は、線の太さを上げる調整が入ります。
重さとポストの位置
ピアスの着け心地は、重さと重心で決まります。
- 横に長い文字は、ポストを中央に付けても重心の位置で傾く
- ポストは、着けたときに文字がまっすぐ見える位置に付ける
- 揺れるタイプにするなら、つなぐ位置で文字の向きが変わる
- 長時間着けるなら、裏をくり抜くなどして軽くする
重さと着け心地の対策は、ピアスが重いときの設計対策で詳しく説明しています。ポストとキャッチは既製の部品を組み合わせることが多く、キャッチの種類はピアスのポスト・キャッチの種類で確認できます。
推しの名前や公式ロゴを使うとき
推しの名前を自分用に1つ作る相談はよくあります。そのときに気をつけたいのは、名前そのものより、公式のロゴや書体をまねることです。
- 公式ロゴや公式の書体をそのまま使うなら、権利者の許諾の確認が要る
- 販売や配布をするなら、なおさら許可が必要になる
- 自分で選んだ書体で名前を書く場合も、書体の利用条件を確認する
迷ったら、公式のデザインを使わず、自分の書いた文字や一般的な書体で作るほうが安心です。
依頼の記入例
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 文字 | 子どもの名前「Hana」を左右に「Ha」「na」 |
| 表し方 | 筆記体の形そのもの |
| 大きさ | 1文字の高さ1cmくらい |
| 素材 | SV925、または K18 |
| 金具 | スタッドピアス(片耳用も1つ) |
| 使い方 | 毎日着けたい |
金属アレルギーが心配な場合は、ポストの素材も一緒に相談します。
GEMILYAに頼む場合
GEMILYAは、文字の形やプレートの本体をロストワックス鋳造で作ります。
- ポストやキャッチなどの金具は、本体に合わせて既製の部品の組み合わせを確認する
- 左右で違う形の1組でも、1個の特注として相談できる
- オリジナルの形は、1個でも設計・原型の費用がかかる
まとめ
- 名前は左右に分けると、小さく軽いピアスにできる
- 左右の重さの差は、厚みや記号で釣り合わせる
- 漢字はプレートに入れるか大きめに、ローマ字は筆記体が形にしやすい
- 重心で傾くので、ポストの位置は着けた状態で決める
- 公式ロゴや書体を使うなら、権利者の許諾を確認する
入れたい文字と分け方のイメージがあれば、無料相談で読みやすい大きさから一緒に決められます。