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卒業式・入学式の母のブローチを1個作る|コサージュの代わりに長く使う大きさと贈る日程

卒業式・入学式の母のブローチは、花のコサージュでもブローチでも、どちらが正しいという決まりはありません。迷ったら、式服の色に合い、目立ちすぎないものを選べば十分です。

1個作る選択肢が生きるのは、毎年の行事で長く使いたいときや、子から母へ記念として贈りたいときです。形から作ると原型の費用と時間がかかるため、式の2〜3か月前には相談を始めます。

卒業式や入学式に着ける1個を探している方と、母に贈りたいと考えている子どもの側の方に向けて整理します。

向いているケース・向かないケース

ブローチは既製品の数も多く、作らなくても見つかることがほとんどです。先に次の表で確かめます。

状況 向く選択
今年の式に着けられればよい 既製のブローチかコサージュを買う
式まで1か月を切っている 既製品にする
卒業・入学・結婚式など、何年も使い回したい 気に入る既製品があれば既製品で十分。家族ならではの形にしたいなら1個作る
子から母へ、名前や日付を残して贈りたい 裏に刻印を入れて作る
家族の思い出の形(花・家紋など)にしたい 形から作る

作る価値が出るのは、家族ならではの形や刻印を残したいときです。長く使うだけなら既製品やコサージュでもかないます。1回きりなら、既製品のほうが費用も手間もかかりません。

コサージュとブローチの違い

どちらも胸元に着ける飾りですが、作りと使い道が違います。

素材による違いは次のとおりです。

コサージュ 金属のブローチ
主な素材 布・造花 金属(石を付けることも)
重さ・形の保ち方 軽い。布は保管でつぶれたり色があせたりすることがある 布より重い。形は崩れにくいが、金属によっては変色の手入れが要る
生地への留め方 ピンやクリップ ピン(重いものは2本にすることも)

華やかさや目立ち方は、素材よりも大きさや装飾で決まります。

形・装飾 見え方
大きめの花・立体的な形 華やか。遠くからも目に入る
小ぶりで平らな形 控えめ。式服になじみやすい
石や真珠が多い 光が当たると目立つ

式の主役である子どもより目立たせたくないなら、小ぶりで装飾の少ない形を選びます。コサージュでもブローチでも、控えめにも華やかにもできるため、気になる場合は家族で相談して決めてください。

スーツに付けたときの大きさ・重さ・位置

式服のジャケットは、ブローチを付けると生地が引っ張られることがあります。原因は大きさより重さと、留め具の位置です。

  • 重い本体は生地が下に垂れ、穴も広がりやすい
  • 傾きは、本体の重心、留め具の位置、生地の張りの組み合わせで変わる。同じブローチでも、薄く柔らかい生地では傾きやすい
  • 横に長い形は、留め具を2本にすると安定する

着ける位置は、左胸の襟の近くに付けることが多く、これも決まりではありません。実際のジャケットに当てて、座ったときに傾かないかを確かめるのがいちばん確実です。重さと留め具の考え方はオリジナル金属ブローチ製作で詳しく説明しています。

細いピン1本で留めるラペルピンも候補になります。襟の穴や生地への留め方の違いはラペルピンをオリジナルで作るで比べられます。

毎年使い回せる形にする

卒業式と入学式は春に続き、そのあとも式典に着ける機会があります。長く使う前提なら、形と素材を次のように考えます。

  • 学校名や年号は表に入れず、裏の刻印にする
  • 花や葉など、季節を問わないモチーフにする
  • 色はスーツの紺・黒・ベージュのどれにも合う銀色か、控えめな金色にする

表に入れる情報を減らすほど、使える場面が増えます。名前や日付を残したいときは裏に刻めば、着けている姿からは見えません。

子から母へ贈るときの日程

卒業式は3月、入学式は4月に多いので、相談の目安は前の年の12月〜1月です。

時期 すること
12月〜1月 相談。形のイメージ・素材・刻印の内容を伝える
1月 3D画像で形を確認する
1月下旬〜2月上旬 仕様確定。ここから製作に入る
3月上旬 受け取り。ジャケットに当てて確かめる

この表は説明用で、仕様や混み具合で前後します。高校の卒業式は3月上旬に開かれることが多く、この表のままでは間に合わない場合があります。その場合は、表の時期をすべて1か月早めて始めてください。式で着けてほしいなら、服に合わせて確認できるよう事前に渡すと安心です。当日の朝に渡すと、ジャケットに当てて傾きを確かめる時間が取りにくくなります。

GEMILYAに頼む場合

お知らせいただくのは、着けたい服の色、形のイメージ、刻印の内容です。ジャケットが傾かない重さと留め具の位置は、形を作る段階で一緒に確かめます。

  • 刻印:1か所税込3,000円程度が目安で、仕様により変わる
  • 真珠や天然石:付けたい場合は、仕様を見てご案内する
  • 地金:SV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種から選べる
  • 初回の費用:原型設計は多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)で、デザインごと・形の細かさで変わる。原型の3D出力はこれとは別にかかる
  • 1個ごとの製作費:素材・大きさ・仕上げを伺ってからご案内する

留め具は既製品を組み合わせます。1個の特注の進め方は1個の特注〜小ロット製作にまとめています。

まとめ

  • コサージュとブローチに決まりはなく、式服に合って目立ちすぎなければよい
  • 1回きりなら既製品、家族ならではの形や刻印を残したいなら1個作る
  • 重さ・重心・留め具の位置・生地の張りで、ジャケットへの負担と傾きが変わる。実際の服に当てて確かめる
  • 学校名や年号は裏に刻むと、ほかの式典でも使える
  • 3月の式なら、前の年の12月〜1月に相談を始める。3月上旬の式なら1か月早める

既製品にするか作るかで迷っている段階なら、着ける服の写真を見ながら、作るべきかどうかから一緒に考えます。ご相談の窓口からお送りください。

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