チームリング・優勝記念リングをオリジナルで作る|人数分のサイズ・名入れ・素材の決め方
チームの優勝記念リングは、オリジナルで作れます。デザインは全員共通にして、名前や背番号などの違いは刻印で入れるのが基本です。号数の幅によっては原型や型を分ける必要があるため、必要な数は号数と形を見て確認します。
ただし、指輪はメンバー全員の号数が揃わないと作り始められません。号数を集めきれない、人数が多くて1人あたりの予算が薄い、という場合は、チャームやピンバッジにするほうが確実です。
スポーツチーム・部活・社内プロジェクトで記念のリングを考えている方に向けて、決める順番と注意点を整理します。
最初に決める:指輪にするか、別の形にするか
チャンピオンリングの見た目に惹かれても、指輪が最適とは限りません。号数と予算の2点で判断します。
| 状況 | 向く形 |
|---|---|
| 少人数で、全員の号数を確実に集められる | 指輪 |
| 人数が多く、号数集めに手間がかかる | ペンダント・チャーム |
| 1人あたりの予算を抑えたい | チャーム・ピンバッジ |
| 卒業後も日常で使ってほしい | ペンダント・キーホルダー |
号数の集め忘れや測り間違いは、指輪にしかない失敗です。ペンダントやチャームなら、サイズの問題がありません。
記念品をチャームで作る進め方は卒業記念品・部活の引退記念をオリジナルの金属チャームで作るにまとめています。
プロチームのロゴ・デザインは使わない
チャンピオンリングの見本としてよく挙がるのは、プロのチームが作ったリングです。その形やロゴを写したレプリカは作れません。
- プロ球団・リーグのロゴやエンブレムを入れる
- 実在するチャンピオンリングのデザインをそのまま再現する
- 学校の校章や大会のロゴを、許可なく使う
校章・大会ロゴ・スポンサーのロゴは、それぞれの権利者の許可が必要です。自分たちのチーム名・年号・自作のエンブレムで組み立てるのが確実です。許可の要否で迷う場合は、学校や大会の運営元に確認してください。
人数分の号数を集める
指輪を選んだら、全員の号数を集めます。いちばん時間がかかり、いちばん間違いが起きやすい工程です。
- 着ける指(薬指・人差し指など)を全員で揃えるか、各自で選ぶかを決める
- 宝飾店などで、着ける指の号数を測ってもらう
- 号数と、刻む名前・背番号を1つの表にまとめる
- 締め切りを決め、未提出の人には個別に連絡する
指の太さは季節や時間帯で変わります。紙を巻いて測るより、リングゲージで測ったほうが誤差が小さくなります。測り方はリングサイズの基礎知識をご覧ください。
号数の数が多いと、それぞれのサイズに合わせる手間が増えます。号数の扱いはグッズで指輪を作るときのサイズ問題も参考になります。
チームではなく学年や同期で卒業記念の指輪をまとめる場合や、自分用に1本だけ作る場合は、校章の扱いと号数集めの段取りを卒業記念の指輪(カレッジリング)を作るで説明しています。
共通の型と、1人ずつの刻印を分ける
全員同じ部分は型に入れ、1人ずつ違う部分は刻印で入れます。
| 入れる内容 | 入れ方 |
|---|---|
| チーム名・年号・エンブレム | 共通の型に入れる |
| 名前・背番号・ポジション | 1個ずつ刻印する |
1人ずつ文字を変える刻印は、人数と刻む位置を見て進め方をご案内します。刻印は1か所3,000円程度(税込・目安)です。名前のつづりは、本人に確認してから表にまとめます。
チャンピオンリングらしい厚みのある印台の形は、シグネットリング(印台リング)の設計が参考になります。
素材の選び方
記念リングの素材は、真鍮・SV925・K10の3つから選ぶことが多くなります。
| 素材 | 色と特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 真鍮(メッキ) | 金色。地金代を抑えやすい | 人数が多い、飾る用 |
| SV925 | 銀色。重みが出る | 日常的に着ける |
| K10 | 金色。銀より変色しにくい | 少人数で特別感を出す |
チャンピオンリングは大ぶりで重くなりがちです。重いほど地金代が上がるため、裏側を肉抜きして軽くする方法もあります。
真鍮は肌に触れ続けると黒ずみやすいため、指輪ではメッキやコーティングの扱いを相談のうえ決めます。素材ごとの違いはアクセサリーに使われる金属の種類で比べられます。
日程を逆算する
記念のリングは、渡す日が決まっていることがほとんどです。引退試合・卒業式・祝勝会から逆算します。
- 号数と名前の表が揃うまで:人数が多いほど長く見込む
- デザインの検討と3D画像での確認:チーム内の合意に時間がかかる
- 仕様確定から納品まで:およそ4週間
費用は、初回だけかかる原型設計(多くは税込22,000〜44,000円程度)と、1個ごとの製作費・地金代・刻印代に分かれます。製作費は素材と重さで大きく変わるため、人数と素材の候補を伺ってからご案内します。考え方は料金の考え方にまとめています。
まとめ
- デザインは全員共通にし、名前や背番号は1人ずつ刻印する(原型・型の数は号数と形で決まる)
- 号数を集めきれない、人数が多く予算が薄いなら、チャームやピンバッジにする
- プロチームや大会のロゴ・デザインは使わず、自分たちの名前と年号で組み立てる
- 素材は真鍮・SV925・K10から、着け方と予算で選ぶ
- 渡す日から逆算し、号数集めの期間を長めに見込む
人数・素材の候補・渡す日が決まったら、エンブレムの画像を添えてご相談ください。1個から作る進め方は1個から・小ロットの製作をご覧ください。
この記事の内容で、製作を考えている方へ
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