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工務店・ハウスメーカーの引き渡し記念品|家の形のキーホルダーに上棟日と施主名

工務店やハウスメーカーが引き渡しのたびに施主へ渡す記念品を金属で作るなら、毎棟続けて渡す前提で年間の棟数が読める場合は、会社共通の「家の形」を1つ原型にし、施主の希望に合わせて名前や日付を刻印で足す方法が向きます。

その家の外観を1棟ずつ形にする方法もありますが、棟ごとに原型設計費がかかります。年間の棟数と、1棟あたりにかけられる費用で、どちらにするかが決まります。

施主が担当者へ贈るお礼の品は別の話で、ここで扱うのは会社から施主へ渡す記念品です。毎棟続ける前提で、費用と運用を組み立てます。

向いているケース・向かないケース

引き渡しの記念品は、施主が新居の鍵に付けて毎日使う品になります。向く会社と向かない会社があります。

状況 向く選択
年間を通じて棟数があり、毎棟同じ品を渡したい 共通の形に刻印で名前と日付を足す
注文住宅で、その家の形を残したい 家ごとの原型(費用は棟ごとにかかる)
年間数棟で、記念品の制度が続くか分からない 既製品への名入れで様子を見る
木の家が売りで、木製の品がブランドに合う 木工の記念品にする
家の外観を精密に再現したい 建築模型の業者に頼む
施主が名前を品物に出したくない 無記名か、イニシャル・日付だけにする

金属が向くのは、玄関の鍵と一緒に引き渡しの日から使われる点です。飾られて終わる品より、使われる品のほうが会社の名前も残ります。

共通の形か、家ごとの形か

原型をいくつ起こすかで、1棟あたりの費用の性質が変わります。

方式 原型の数 1棟あたりにかかるもの
共通の形(会社の家マーク・ロゴ) 1つ 製作費+刻印
家ごとの形(その家の外観) 棟ごと 原型設計費+製作費+刻印
共通の形の裏に、その家の輪郭を刻印 1つ 製作費+刻印(線の細さは仕様で確認)

家ごとの形にする場合も、窓や外壁の目地は鋳造で潰れるため、屋根の形など外形だけを残します。共通の形を表、家ごとの違いを裏の刻印にする折衷案は、形を伺って費用とあわせてご案内します。

  • 自社のロゴは、デザイナーに作ってもらったものなら権利の所在を確かめる
  • フランチャイズや住宅ブランドに加盟している場合は、本部の許諾を得る
  • 住宅商品名のロゴを入れるなら、商品を持つメーカーに確認する

ロゴの線の太さと立体化の注意はロゴを金属アクセサリーにする方法にまとめています。

刻む内容:施主名を刻むかは本人に確かめる

刻む項目は全棟でそろえておくと発注のたびに迷いませんが、氏名を刻むかどうかは施主ごとに希望が分かれます。

刻む内容 決め方
施主名 刻んでよいかを本人に確かめる。無記名・イニシャル・日付だけも同列の選択肢
日付 上棟日・引き渡し日・地鎮祭のどれか1つを社内で決める
社名・ロゴ 原型に入れる(全棟共通)
物件番号・棟番号 入れない(社内の管理用)

氏名を刻んでよいかの確認と、表記(旧字体・読み)の確認は別に行い、どちらも本人に確かめてから刻みます。1個ずつ違う名前を刻む進め方は、数量と刻む位置を見てご案内します。

刻印は1か所につき税込3,000円程度が目安で、仕様により変わります。言葉の並べ方は記念品の名入れ・刻印の文例が参考になります。

鍵に付ける重さと形

新居の鍵は、玄関・勝手口・車の鍵と束になります。記念品は、その束に付けても邪魔にならない重さにします。

  • 厚みを抑えるか裏を抜いて軽くする
  • 角を丸め、ドアや壁に当たっても傷を付けにくい形にする
  • 穴の周りに厚みを残し、環は既製部品を組み合わせる
  • 小さな子どもがいる家庭が多いなら、外れやすい小さな部品を付けない

重さで高級感を出すより、鍵束に付けても気にならない軽さを優先します。穴の位置と周りの厚みの考え方は金属キーホルダーをオリジナルで作ると同じです。

毎棟の発注と原型の保管

引き渡しは年間を通じて続くため、発注の間隔と原型の保管を初回に決めておきます。

発注の仕方 向く会社
棟ごとに1個ずつ発注する 棟数が少なく、名前と日付を都度決めたい
年間の棟数を見込んでまとめて作り、名前だけ後から刻む 棟数が多く、引き渡しまでの日程が短い
  • 原型とデータは最終のご発注から6か月間お預かりし、期間内に同じデザインを作り足す場合は初回だけの費用がかからない
  • ゴム型は消耗品のため、劣化していれば作り直しの費用がかかることがある
  • 社名やロゴを変えたときは、原型から作り直しになる

まとめて作った予備に、後から名前と日付だけ刻む依頼をお受けできるかは、数量と仕様を見てご案内します。引き渡しから逆算して、刻印に要る日数を社内の日程に入れておきます。

GEMILYAで作る場合

本体を真鍮やSV925で鋳造し、会社の家の形やロゴを一体で作ります。施主名と日付は後から刻印で入れる形をご案内します。

  • 本体を作れる地金はSV925・K18・K10・Pt900・真鍮・ステンレスの6種
  • 原型設計は多くは税込22,000〜44,000円程度(税抜2万〜4万円)。初回のみ・デザインごとで、形の細かさで変わり、石の数では変わらない
  • 原型の3D出力はデータ制作とは別の費用で、こちらも初回のみ
  • 特注品1個の製作費(鋳造・仕上げなど)は1個ごとにかかり、内容を伺ってからご案内する。数量が増えると、初回だけの費用が1個あたりに分散される
  • 環やチェーンは既製部品の組み合わせで、取り付けまでお受けできるかは仕様を見てご案内する
  • 納期は仕様確定後およそ4週間が目安。引き渡しの予定日を最初に伝える

起こした3Dデータと原型は当社で保管して追加生産に使い、ご依頼の製作以外には使いません。法人の記念品の進め方は周年記念品・社内表彰・ノベルティにまとめています。

住宅ではなく、建物の完成に合わせて来賓や工事関係者に配る品を考えている場合は、建物の輪郭と竣工日を入れる竣工記念品を金属で作るの進め方が近くなります。

まとめ

  • 棟数が読めるなら、会社共通の家の形を1つ原型にし、名前や日付は刻印で足す
  • 家ごとの形は棟ごとに原型設計費がかかる。折衷案は裏面の刻印
  • 日付は上棟日か引き渡し日のどちらか1つに社内で決める。氏名を刻むかと表記は、本人に確かめる
  • 鍵束に付けても気にならない軽さと、角を丸めた形にする
  • 原型は最終発注から6か月保管。年間の棟数を見込んで発注の間隔を決める

年間の棟数、入れたい社名やロゴ、引き渡しまでの日程を添えてご相談ください。共通の形にするか家ごとの形にするかは、棟数を伺ってから一緒に決められます。

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