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オリジナルメダルの製作|表裏デザイン・リボン・作り方の選択肢

オリジナルのメダルは、ロストワックス鋳造で作ると表と裏の両面を立体にできます。真鍮を基本に、シルバー925などの地金も選べます。

費用を抑えたいときは、直径を小さくする、片面だけ立体にする、厚みを抑えるの3点が効きます。オリジナルの形は1個でも設計・原型の費用がかかるため、この3点を先に決めておきます。

リボンやストラップは、上部に環を一体で鋳造して通します。以下、設計の順に整理します。

鋳造メダルは表裏とも立体にできる

鋳造は、ろうの模型から鋳型を作り、溶かした金属を流して固める製法です。表面にロゴ、裏面に大会名や日付を入れる両面設計が、1つの原型でできます。

面 入れることが多い内容 表し方
表 ロゴ、シンボル、人物や動物のモチーフ 浮かし(凸)で立体感を出す
裏 大会名、年、順位、メッセージ 彫り込み(凹)で読みやすく
縁 飾りの線、ミルグレイン 細かい飾りは試作で確認

プレスで作るメダルは薄く平らな量産に向き、金型が要ります。鋳造は少数から始めやすく、厚みの変化や丸みのある形を得意とします。

片面を平らにして、レーザー刻印で名前や順位を1個ずつ入れる方法もあります。受賞者ごとに内容を変えるときに便利です。

刻印の使い分けはアクセサリー刻印の種類にまとめています。

費用を抑える3つの設計

メダルの費用は、初期費用(設計・原型)と、1個ごとの製作費に分かれます。1個ごとの製作費は、重量・素材・数量・工程の数で動きます。

設計の工夫 効く費用 見た目への影響
直径を小さくする 地金代(重量) 細かい文字が入れにくくなる
片面だけ立体にする 原型の設計、仕上げの手間 裏面は刻印や平面で補う
厚みを抑える 地金代(重量) 手に取ったときの重みが減る

地金代は一般に相場と重量で決まります。真鍮なら地金代の影響が小さく、金色や銀色はメッキで付けられます。

  • 金色はK24などのメッキ、銀色はロジウムメッキで表す。3色目の色味はご相談ください
  • 同じ原型を使えば、色違いでも原型費用は1回で済む
  • 研磨とメッキは1個ずつの作業なので、数量が増えても1個あたりは変わりにくい

大きさと重さのバランスは、紙に実物大で印刷して手に載せると判断しやすくなります。

リボン・ストラップの取り付け方

メダルは首から下げるか、ケースに入れて飾るかで、上部の作りが変わります。

取り付け方 上部の作り 決めること
リボンを直接通す 横長の環を一体で鋳造 リボンの幅と厚み
丸カンでつなぐ 小さな穴か環 丸カンの線径と穴の直径
飾るだけ 環なし、または小さな穴 ケースや台座の形

環は本体と一体で鋳造できるため、あとから金具を付ける必要がありません。環の内側の幅は、通すリボンの幅に合わせて決めます。

  • 環の付け根は、メダルの重さがかかるので厚みを残す
  • 環の内側の角を落とし、リボンのほつれを防ぐ
  • 環の位置は重心の真上に置き、下げたときに傾かないようにする

リボンやストラップの手配、取り付け込みでの納品はご相談ください。仕様を確認してご案内します。

大会・卒業・周年で変わる設計

同じメダルでも、用途によって決める順番が違います。

用途 数量の性質 設計で気をつけること
スポーツ大会 順位ごとに数が決まる 色の展開、順位や種目の刻印
卒業・卒園 人数で確定する 年度を原型に入れると翌年使い回せない
周年・表彰 少数で、記念性が高い 裏面にメッセージ、箱や台座との組み合わせ

毎年使う予定なら、年度や大会名は原型に入れず、レーザー刻印で後から入れると原型を使い回せます。

周年記念品の全体の選び方は周年ノベルティの選び方を参考にしてください。小さな記念バッジは社章・ピンバッジを鋳造で作るにまとめています。

1個の特注から数量を決める

メダルは最低ロットを設けず、1個の特注から製作します。表彰用の1個も、大会用の数十個も同じ流れです。

  • 1個=特注(一点もの)。1個でも設計・原型の費用がかかる
  • 2〜99個=小ロット。原型を保管し、翌年に追加生産できる
  • 100〜999個=中ロット。初期費用を数量で割れるため、1個あたりが下がる

数量で1個あたりが下がるのは、設計・原型などの初期費用を数量で割れるためです。

進め方 内容
見積承認 直径、厚み、両面か片面か、素材、数量を確定
原型確認 3Dデータで表裏の形と環の位置を確認
試作承認 実物の重さ、メッキの色、リボンの通り具合を確認
製作・検品 数量分を製作し、1個ずつ検品

納期は仕様確定後およそ4週間が目安です。数量やメッキ、修正回数、連休で前後します。

大会や式典の日が決まっている場合は、開催日と希望納品日を先にお知らせください。刻印する名前の一覧など、社内で確定に時間がかかるものは早めに集めます。

まとめ

  • 鋳造メダルは表裏とも立体にでき、片面を平らにして刻印で補う設計も選べる
  • 費用を抑えるなら、直径を小さく、片面だけ立体に、厚みを抑える
  • リボンは上部に一体で鋳造した環に通す。環の付け根は厚みを残す
  • 毎年使うなら年度は原型に入れず、刻印で後から入れる
  • 1個の特注から製作でき、数量で下がるのは初期費用を割れる分

ロゴの画像、希望の素材、数量の3点をお送りいただければ、無料相談から概算をご案内します。記念品全体の進め方はグッズ製作のページにまとめています。

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