お守りを金属でオリジナル制作|寺社の授与品・企業の記念守りの進め方
金属のお守りは、ペンダントトップや根付、カードのような薄い板の形で作れます。進め方は、寺社が授与品として頼むのか、企業や団体が記念品として作るのかで変わります。
寺社の授与品なら、決めることは形・素材・数量と、祈祷やお祓いまでの段取りです。企業や団体が作るなら、まず「お守り」と呼ぶかどうかと、寺社の名前や紋を使う許可を確かめます。
この記事は、授与品の担当の方と、記念品や景品としてお守りを作りたい企業・団体の方に向けて書いています。
誰が作るかで変わること
同じ金属のお守りでも、立場によって確認することが違います。
| 依頼する立場 | 先に決めること | 当社が作るもの |
|---|---|---|
| 寺社 | 授与する形、数量、祈祷の時期 | 金属の本体 |
| 企業・団体(寺社と協力) | 寺社の許可、名前と紋の使い方、配り方 | 金属の本体 |
| 企業・団体(自社だけ) | 「お守り」と呼ぶか、チャームとして作るか | 金属の本体 |
当社が作るのは金属の品物までです。祈祷やお祓い、入魂は寺社が行うもので、受けてもらえるかどうかや方法は寺社ごとに違います。
企業や団体が作るときは名前と許可を確かめる
企業がノベルティとしてお守りを配りたいという相談は、知恵袋などでもよく見られます。そこでの回答は、寺社によって考え方が違い、引き受けてもらえるかは個別に相談するしかないというものが中心です。
- 寺社の名前や紋を入れる:その寺社の許可が要る
- 祈祷やお祓いを受けたい:受けてもらえるか、どの品が対象かを寺社に相談する
- 寺社と関わらずに作る:「お守り」ではなく、願いを込めたチャームとして作る
社名入りの品に寺社が手を加えることに慎重な寺社もあります。呼び方を「お守り」に決める前に、寺社に相談するほうが話が早く進みます。
燃やせない素材は返納の扱いを先に決める
古いお守りは、寺社でお焚き上げをして納めるのが一般的です。ところが金属は燃えないため、受け付けない寺社もあります。
授与品として金属を選ぶなら、返納の扱いを寺社の側で決めておきます。
- 金属の授与品は、別の方法で受け付けると案内する
- 布の袋に金属の板を入れる形にして、袋だけ納められるようにする
- 長く持ち続けるものとして案内する(ペンダントや根付)
金属のお守りは、毎年納めて新しくするより、長く身に着ける品に向きます。授与の考え方に合うかを、形を決める前に話し合ってください。
形と素材の選び方
金属のお守りによく選ばれる形と素材です。
| 形 | 使われ方 | 注意すること |
|---|---|---|
| 薄い板(カード型) | 財布や手帳に入れる | 角を丸め、反りにくい厚みにする |
| ペンダントトップ | 首に着ける | 紋の向きが裏返らない吊り方にする |
| 根付・チャーム | 鞄や鍵に付ける | 揺れてぶつかるので欠けにくい厚みにする |
| 小さなメダル | 飾る、持ち歩く | 表裏の図柄と縁の形を決める |
素材は、数をそろえる授与品なら真鍮にメッキ、長く身に着ける品ならシルバー925から考えると選びやすくなります。紋の線の太さや凹凸の深さは、家紋のアクセサリーを作るで詳しく説明しています。
依頼の記入例
| 項目 | 記入例(説明用) |
|---|---|
| 立場 | 神社の授与品担当 |
| 形 | カード型、財布に入る大きさ |
| 図柄 | 当社の神紋、裏に社名 |
| 素材と色 | 真鍮に金色のメッキ |
| 数量 | 初回は少数、反応を見て追加 |
| 段取り | 納品後に当社で祈祷してから授与 |
数量が100個を超えるなら中ロットの扱いになります。進め方は中ロット・量産のページで確認できます。
よくある失敗
- 企業が寺社の名前を入れて作ってから、寺社に断られた
- 金属の授与品を出したが、返納の受け付け方を決めておらず問い合わせが続いた
- 紋の細い線をそのまま縮め、潰れて形が分からなくなった
- 授与の時期から逆算せず、初詣や祭事に間に合わなかった
気をつけること(ここにまとめます)
祈祷・お祓い・入魂を受けられるか、寺社の名前や紋を使えるかは、寺社が判断することです。当社ではその可否を判断できないため、依頼者側で確認をお願いしています。
製作は仕様の確定後およそ4週間かかり、デザインを決める期間は含みません。祭事や初詣に合わせるなら、その分を前に取ってください。
GEMILYAに頼む場合
- 紋や図柄のデータ(画像やラフでも可)、形、数量、授与や配布の時期を送る
- 素材はシルバー925・真鍮・K18・K10・Pt900から選べる
- 1個から作れるが、オリジナルの形は1個でも設計・原型の費用がかかる
- 原型は最終発注から6か月保管し、その間の追加は原型の費用がかからない
まとめ
- 当社が作るのは金属の本体で、祈祷やお祓いは寺社が行う
- 企業や団体が作るときは、寺社の名前・紋の許可と呼び方を先に決める
- 金属は燃えないので、返納の扱いを授与前に決めておく
- 形は財布に入れるか、身に着けるか、鞄に付けるかで選ぶ
- 祭事や初詣から逆算して、形を早めに決める
紋の画像と授与の時期がわかれば、無料相談で形と素材から一緒に検討できます。