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金属プレートの記念品を作る|名入れ・銘板・盾の仕様と進め方

金属プレートの記念品は、真鍮を鋳造して文字やロゴを凹凸で表す方法で作れます。名入れは、原型に彫り込むか、レーザー刻印で後から入れるかを選びます。

サイズは、当社の造形エリアが90×90×90mmのため、一辺90mm以内が基本です。それより大きい銘板や盾は、分割やほかの製法も含めてご相談ください。

取り付け穴や裏面の平らさは、壁に掛けるか、台座に貼るか、置くかで変わります。以下、順に整理します。

鋳造プレートの文字は彫り込みか浮かしか

鋳造では、文字やロゴを原型の段階で凹凸にして、プレートと一体で作ります。印刷やシールと違い、こすれても消えません。

表し方 見え方 向いている内容
彫り込み(凹) 溝の影で読みやすい 長めの文章、日付、氏名
浮かし(凸) 光を受けて立体的 ロゴ、社名、大きな文字
平面+レーザー刻印 細く均一な線 1枚ごとに変わる氏名や番号

同じ内容を複数枚に入れるなら原型に、1枚ごとに変わる内容ならレーザー刻印に分けると、原型を使い回せます。

  • 細い線や小さな文字は、鋳造と研磨で埋まりやすい
  • 実物大で印刷して、離れた位置から読めるか確かめる
  • 真鍮は部分メッキで、文字と地の色を分けられる
  • シルバー925なら、いぶしで凹部を黒く残して読みやすくできる

刻印の方法ごとの違いはアクセサリー刻印の種類にまとめています。

サイズは造形エリアから逆算する

原型は光造形で作るため、造形エリアの上限が90×90×90mmです。プレートの一辺は、この範囲で設計します。

大きさの目安 向いている用途 気をつけること
一辺30〜50mm ネームプレート、小さな銘板 文字数を絞る
一辺50〜90mm 記念プレート、盾の中央パーツ 重さと反り
一辺90mm超 大型の銘板、看板 分割やほかの製法をご相談

大きなプレートは、重さと反りが課題になります。地金代は一般に相場と重量で決まるため、面積と厚みがそのまま費用に表れます。

  • 厚みを抑えると軽くなるが、大きな面は反りやすい
  • 裏抜き(裏を削って軽くする)で重さを落とせる
  • 文字数が多いときは、文字を小さくしすぎず余白で調整する

木製の盾や台座の中央に金属プレートをはめ込む形なら、プレートは小さく収まります。全体は大きく見せられるため、造形エリアの制約を補えます。

取り付け穴と裏面の平らさ

プレートは、どこにどう付けるかで穴と裏面の設計が変わります。

取り付け方 穴・裏面の設計 決めること
ねじ止め 四隅に穴、裏面は平ら ねじの太さと穴の直径
接着 穴なし、裏面は平ら 貼る先の素材と接着剤
置く・立てる 裏面に足や台座 台座の形と重心
掛ける 上部に穴か環 穴の周りの厚み
  • ねじの穴は、使うねじの品番を先に決めてから直径を決める
  • 穴の周りが薄いと、締め付けで曲がりやすい
  • 接着なら裏面を平らにし、反りがないことを試作で確かめる
  • 縁の角は落として、手に当たっても痛くないようにする

裏面には、品位刻印(SV925などの素材表示)を小さく入れられます。

台座や盾、額との組み合わせ、ねじやスタンドなどの部品込みでの納品はご相談ください。仕様を確認してご案内します。

周年・退職・表彰で変わる設計

用途によって、数量と内容の変わり方が違います。

用途 数量の性質 設計で気をつけること
周年記念 取引先や社員に配る数十〜数百枚 社名とロゴは原型に、宛名は刻印に
退職・栄転 1枚の特注(一点もの) 氏名とメッセージ、贈る日
表彰・感謝状 受賞者ごとに内容が変わる 共通部分と個別部分を分ける
銘板・寄贈 1枚で長く残す 屋外なら変色と固定方法

真鍮はメッキなしだと、時間とともに色が変わります。屋内で飾るなら風合いとして楽しむか、長期の設置ならメッキで保護するかを決めます。

周年記念品全体の選び方は周年ノベルティの選び方にまとめています。素材の変色は真鍮の素材ページをご覧ください。

1枚の特注から複数枚までの進め方

金属プレートも最低ロットを設けず、1枚から製作します。退職記念の1枚も、周年の数百枚も同じ流れです。

  • 1枚=特注(一点もの)。オリジナルの形は1枚でも設計・原型の費用がかかる
  • 2〜99枚=小ロット。原型を保管して追加製作できる
  • 100〜999枚=中ロット。初期費用を数量で割れるため、1枚あたりが下がる
進め方 確認すること
見積承認 サイズ、厚み、文字の表し方、素材、数量
原型確認 3Dデータで文字の太さと穴の位置
試作承認 実物で読みやすさ、重さ、取り付けの相性
製作・検品 数量分を製作し、1枚ずつ検品

納期は仕様確定後およそ4週間が目安です。数量、メッキ、修正回数、連休で前後します。

贈呈日が決まっているときは、贈呈日と希望納品日を先にお知らせください。氏名の漢字や肩書きなど、確定に時間がかかる情報は早めに集めます。

まとめ

  • 真鍮の鋳造で、文字やロゴを彫り込みか浮かしで表せる
  • 共通の内容は原型に、1枚ごとに変わる氏名は刻印に分ける
  • 造形エリアは90mm角。それ以上は分割やほかの製法をご相談
  • 取り付け方(ねじ・接着・置く・掛ける)から穴と裏面を決める
  • 1枚の特注から製作でき、数量で下がるのは初期費用を割れる分

文字の内容、希望のサイズ、数量の3点があれば、無料相談から概算をご案内します。記念品の進め方はグッズ製作のページにまとめています。

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