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グッズ・ノベルティ4分で読めます

事務所がグッズを発注する前のチェックリスト|権利・数量・日程・監修

グッズの発注は、社内の確認事項が多い仕事です。

権利、監修、数量、日程、予算。どれか一つでも後ろ倒しになると、製造ではなく承認の待ち時間で日程が消えます。

このページでは、事務所やレーベルのご担当者が発注前に押さえておく項目を、実務で決まる順番に並べました。金属アクセサリーを想定していますが、考え方は他のグッズでも使えます。

権利:最初に確認する

着手してからの手戻りが最も大きいのが権利です。企画の一番はじめに片づけます。

確認すること 誰に確認するか
ロゴ・シンボルの利用範囲 権利を保有する事務所・レーベル
写真やイラストの二次利用 撮影者・制作者
既存デザインの流用可否 そのデザインの権利者

許諾は「使ってよい」だけでなく、どこまで使ってよいかまで確認します。 製造、改変、再委託、販売、販促での掲載まで含むかどうかで、進め方が変わります。

第三者のデザインを写し取る形での製作は、当社ではお受けできません。判断に迷う場合も、着手前にご相談ください。

監修:何回、誰が見るか

監修が入る案件では、確認の回数と担当者を先に決めておきます。

  • デザイン案の確認(1回目)
  • 原型・データの確認(2回目)
  • 試作品の確認(3回目)

回数が読めないと、日程も読めません。「誰が最終的にOKを出すか」を1人に決めておくと、差し戻しが減ります。

各段階で何が決まるかは品質と進め方にまとめています。

数量:読める数から始める

グッズで最もこわいのは売れ残りです。かといって絞りすぎると単価が上がります。

初回と追加に分けて考えると、この板挟みは解けます。

  1. 初回は確実に掃ける数を作る
  2. 反応を見て、同じ型で追加する
  3. 完売しても、会場受注や通販の予約で拾う

最低ロットは設けていないため、初回を小さく始められます。詳しくはグッズの在庫リスクを抑える作り方をご覧ください。

日程:承認の時間を別枠で見る

制作の目安は、仕様が確定してからおよそ4週間です。数量、石留めやメッキの有無、試作での修正回数によって前後します。

この4週間に、次の期間は含みません。

  • デザインの検討と修正
  • 権利者・社内の承認
  • 販売ページや告知物の準備

実務では、この承認待ちが最も読みにくい時間です。開催日が決まっている場合は、逆算して「いつまでに何を決めるか」を先にお渡しします。

日程の組み方はイベントから逆算するグッズ製作スケジュールで詳しく扱っています。

予算:上代から逆算する

先に価格を告知することが多いので、上代が制約条件になります。

  • 上代を決める
  • 販売経路の手数料と、確保したい利益を引く
  • 残りが1個あたりにかけられる製作費になる
  • その範囲に収まる素材・重量・仕上げを選ぶ

収まらない場合は、重量、素材、工程の数、数量の順に調整します。考え方は料金についてにまとめました。

納品:会場か、事務所か

見落とされやすいのが納品条件です。発注前に決めておきます。

  • 納品先は1か所か、会場と事務所に分けるか
  • 個包装や台紙が必要か
  • 検品で特に重視する点は何か(刻印の見え方、色味、寸法など)

物販では個包装が必要になることが多く、あとから足すと日程にも費用にも響きます。

社内で先に共有しておくこと

発注そのものより、社内の合意形成に時間がかかることがあります。先に共有しておくと止まりません。

共有すること 誰と
上代と目標の粗利 物販・経理の担当
監修の回数と最終決裁者 マネジメント
数量と、売れ残った場合の扱い 物販の担当
権利の確認状況 法務または管理部門

「誰が最終的にOKを出すか」と「いくらまでなら出せるか」の2つが決まっていれば、あとは進みます。

見積もりを社内に出すとき

そのまま稟議に添付できる形でお出しします。

  • 初期費用(原型・型)と1個あたりの単価を分けて記載
  • 数量を変えた場合の単価の比較
  • 納品希望日に対して間に合うかどうか

代替案が必要な場合は、どこを変えれば予算に収まるかもあわせてお返しします。

まとめ

  • 権利は企画の最初に確認する。許諾の範囲まで押さえる
  • 監修の回数と、最終決裁者を1人に決めておく
  • 初回は読める数に絞り、追加生産と会場受注で拾う
  • 制作の目安は仕様確定後およそ4週間。承認期間は別枠で見る
  • 上代から逆算し、合わなければ重量・素材・工程・数量の順に調整する
  • 納品先、個包装、検品で重視する点を発注前に決める

開催日と、作りたいもののイメージだけでご相談いただけます。決まっていない項目があっても構いません。お問い合わせからどうぞ。相談前に決めておく項目は発注仕様シートにまとめています。

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