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グッズ量産前の検品チェックリスト|金属アクセサリーで見る12項目

グッズは、売り場に並んだ瞬間から「商品」として見られます。

製造の途中で気づけば直せることも、納品後だと打つ手がありません。だから確認は、試作品の段階と量産の受け入れ時の2回に分けます。

このページでは、金属アクセサリーで見ておく項目を、担当者がご自身で確認できる形にまとめました。専門的な道具は使いません。

試作品で見る7項目

量産の基準になるのが試作品です。ここで承認した状態が、そのまま量産品の見本になります。

  1. 寸法 — 企画時の想定と合っているか。厚み、幅、長さ
  2. 重量 — 手に取ったときの印象。軽すぎると安く見え、重すぎると着けられない
  3. 仕上げ — 鏡面、いぶし、マットの見え方。写真映えと実物の差
  4. メッキの色 — 照明で変わるので、屋外と店内の両方で見る
  5. 刻印・ロゴ — 文字が潰れていないか。狙った位置に入っているか
  6. 可動部 — 留め具の開閉、チェーンの動き、引っかかり
  7. 着用感 — 実際に着ける。当たる、回る、外れやすいは、この段階でしか気づけない

気になった点は、まとめて一度に伝えるのが結果的にいちばん早く進みます。 小出しにすると、そのたびに確認の往復が発生します。

試作の進め方はジュエリーOEMのサンプル確認チェックリストでも扱っています。

量産品で見る5項目

量産品は全部を細かく見るのではなく、承認した試作品と並べて差を見ます。

項目 見るところ
数量 発注数とそろっているか
色味のばらつき 複数個を並べて、メッキの色が揃っているか
仕上げのばらつき 傷、研磨の残り、バリ
刻印 全個体で同じ濃さ・位置か
梱包 個包装、台紙、緩衝材の状態

抜き取りで構いません。ただし必ず承認した試作品を横に置いて比べます。 記憶だけで判断すると、少しずつずれていきます。

いつ、誰が見るか

確認は、担当者を決めておくと滞りません。

タイミング 誰が見るか 何を判断するか
試作品が届いたとき 企画の担当者 量産に進んでよいか
量産品の受け入れ時 物販の担当者 売り場に出せる状態か
会場搬入の直前 現場の担当者 数量と梱包の状態

試作品を見る人と、売り場に立つ人が違う場合は、判断の基準を共有しておきます。 「多少の色差は許容する」「刻印だけは絶対に揃える」といった優先順位が食い違うと、現場で止まります。

見落としやすい3つ

物販の現場で問題になりやすいのが、商品そのものではない部分です。

  • 台紙と個包装:あとから足すと日程にも費用にも響く
  • 保管と輸送:金属同士が擦れると傷がつく。仕切りや袋が要る
  • 予備:破損や紛失に備えた分を数に入れているか

とくに個包装は、企画の初期に決めておくと後が楽になります。

気になる点が見つかったとき

伝え方で対応の速さが変わります。

  • どの個体か(何個中いくつか)
  • どこが、どう気になるか
  • 承認した試作品と、どう違うか

写真を添えていただけると、そのまま工場と共有できます。当社では、納品前に確認する項目をご相談の段階で合意し、その基準で確認しています。何を優先するかは商品によって変わるためです。

確認の体制は品質と進め方にまとめています。

前もって決めておくと早いこと

確認の基準は、試作を見てから決めるより、発注時に決めておくほうが早く進みます。

  • この商品でいちばん外せない点はどこか(刻印/色/寸法のどれか)
  • どの程度の差までなら許容するか
  • 気になったときに、誰が判断するか

すべてを最高水準にしようとすると、日程も費用も膨らみます。 優先順位を先に決めておくほうが、結果として良いものが早く出ます。

まとめ

  • 試作品では寸法・重量・仕上げ・色・刻印・可動部・着用感の7点を見る
  • 修正指示は一度にまとめて出すと、往復が減る
  • 量産品は承認した試作品と並べて、数量・色・仕上げ・刻印・梱包を見る
  • 台紙、個包装、輸送、予備は企画の初期に決めておく
  • 気になる点は「どの個体が、どう違うか」を写真で伝える

確認したい項目が決まっていない段階でも構いません。どんな商品で、どこを重視したいかをお知らせいただければ、確認の観点からご提案します。ご相談はいつでもどうぞ。

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